Tani Yuuki「愛言葉」

(ほらぼくをみてたいせつなあなたへはなたばのかわりにこのうたを)

ほら　僕を見て大切なあなたへ　花束の代わりにこの歌を

(ふたりがであえたいちねんまえのきょうたかねのはなみたいなきみがいた)

二人が出会えた一年前の今日　高嶺の花みたいな君がいた

(きみとてをつないだあのひからぼくはきせきをしんじるようになっていた)

君と手を繋いだあの日から僕は　奇跡を信じるようになっていた

(あのひのぼくらにはえがけていたんだろうかどんなにすれちがってもともにわらうすがたが)

あの日の僕らには描けていたんだろうか　どんなにすれ違っても共に笑う姿が

(ここにあるしあわせなくすことなくふたりならきっとのりこえていける)

ここにある幸せ失くすことなく　二人ならきっと　乗り越えていける

(とうしんだいのあいでせのびしないでなんだかんだふたりおもいあって)

等身大の愛で　背伸びしないで　なんだかんだ二人想い合って

(がまんしないでむりはしないでわかりあえたならすてきでしょう？)

我慢しないで　無理はしないで　分かり合えたなら素敵でしょう？

(つまりはなんていいたいかってつたえるにはすこしぎこちなくて)

つまりはなんて言いたいかって　伝えるには少しぎこちなくて

(もどかしくて、むずかしくて、はずかしくてでもすばらしい)

もどかしくて、難しくて、恥ずかしくて　でも素晴らしい

(そらがくらくなければほしがみえぬようにきづかなかったことがほらすぐそこに)

空が暗くなければ星が見えぬように　気づかなかった事がほらすぐそこに

(さいたはなもいつかかならずかれてちっていくように)

咲いた花もいつか必ず枯れて散っていくように

(おわりにむかっていくこのしあわせのみちのり)

終わりに向かっていくこの幸せの道のり

(いまいきているこのほしもひとにはゆいいつむにでしょ？)

今生きているこの地球も人には唯一無二でしょ？

(あなたのいないせかいなんていきもできないの)

あなたのいない世界なんて呼吸もできないの

(このよのどこにもたったひとりぜつめつきぐの)

この世のどこにもたった一人絶滅危惧の

(あなたというそんざいをとなりでみまもりたいの)

あなたという存在を隣で見守りたいの

(あとなんかいをわらって、このてつないであるけるのかなんてわかんないけど)

あと何回を笑って、この手繋いで　歩けるのかなんてわかんないけど

(ふたりならんで、あしをそろえて、すなおになれたらすてきでしょう？)

二人並んで、足を揃えて、素直になれたら素敵でしょう？

(かわらぬままでいつもみらいへこれからまだまだそばにいたいんで)

変わらぬままでいつも未来へ　これからまだまだ側にいたいんで

(ときにはないて、ときにささえて、これからもどうかよろしくね)

時には泣いて、時に支えて、これからもどうかよろしくね

(ふと、ふりかえればつづいてるあしあとはるかとおくからきこえるめろでぃー)

ふと、振り返れば続いてる足跡　遥か遠くから聞こえるメロディー

(もしどちらかひとりいのちはてるときはえがおでみおくるやくそくしよう)

もし　どちらか一人命果てるときは　笑顔で見送る約束しよう

(たったいっかいのじんせい、ふたりにとって、かわりはきかないだいじなもんで)

たった一回の人生、二人にとって、代わりは効かない大事なもんで

(こうかいなんてしたくはないんで、たくさんのおもいでつくっていこう)

後悔なんてしたくはないんで、たくさんの想い出作っていこう

(つたえたいこと、かかえているもの、ことばにしなきゃつたわらない)

伝えたい事、抱えているもの、言葉にしなきゃ伝わらない

(めんどうくさいいきものだからこそあじわいぶかいでしょ)

面倒くさい生きものだからこそ　味わい深いでしょ

(ただ、ひとつだけわすれないでほしいんだ)

ただ、一つだけ忘れないでほしいんだ

(またどこかできみにであえたときまよわずそのてをつかめるように)

またどこかで君に出会えたとき　迷わずその手を掴めるように

(はなたばのかわりにこのうたをこれをふたりの「あいことば」にしよう)

花束の代わりにこの歌を　これを二人の「愛言葉」にしよう