(泣ける話)「家族の写真」

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問題文
(わたしのまえのじょうし(かちょう)はむくち、むひょうじょう。ざつだんにはくわわらず、おさけものまず)
私の前の上司(課長)は無口、無表情。雑談には加わらず、お酒も飲まず
(ひとづきあいをしないかたぶつでした。どんなときでもれいせいなのでたのもしいじょうしですが)
人付き合いをしない堅物でした。どんな時でも冷静なので頼もしい上司ですが
(かたすぎてちかよりにくいふんいきがありました。)
堅すぎて近寄りにくい雰囲気がありました。
(そんなかちょうのつくえのうえにはおくさん、こどもよにんとうつったしゃしんがかざられてて、)
そんなかちょうの机の上には奥さん、子ども四人と写った写真が飾られてて、
(「あのぼくねんじんでもかぞくはあいしてるんだな」とほほえましくおもったものです。)
「あの朴念仁でも家族は愛してるんだな」と微笑ましく思ったものです。
(なんねんたってもおなじしゃしんがかざってあったので、りゆうをきいてみたら)
何年経っても同じ写真が飾ってあったので、理由を聞いてみたら
(「いちばんかわいかったころのしゃしんだからね」とてれわらいをうかべながら)
「一番可愛かった頃の写真だからね」と照れ笑いを浮かべながら
(こたえてくださいました。それがわたしのみたゆいいつのかちょうのえがおでした。)
答えてくださいました。それが私の見た唯一のかちょうの笑顔でした。
(そんなまじめいってつ、にゅうしゃいらいむちこくむけっきんのかちょうがみっかつづけてむだんけっきん。)
そんな真面目一徹、入社以来無遅刻無欠勤の課長が三日続けて無断欠勤。
(いえにでんわしてもだれもでず、しんぞくのれんらくさきもわからなかったのでぶちょうがちょくせつ)
家に電話しても誰も出ず、親族の連絡先もわからなかったので部長が直接
(かちょうのまんしょんをたずね、かんりにんさんにおねがいしてどあをあけていただきました)
課長のマンションを訪ね、管理人さんにお願いしてドアを開けていただきました
(かちょうはげんかんでたおれていて、すでにつめたくなっていました。きゅうせいしんふぜんだったそう。)
課長は玄関で倒れていて、既に冷たくなっていました。急性心不全だったそう。
(ぶちょうがかんりにんさんにかちょうのかぞくがいつもどってくるかきくと、「かぞくは)
部長が管理人さんに課長の家族がいつ戻ってくるか聞くと、「家族は
(いないですよ」というへんじ。あわててじんじぶのしりょうをほじくりかえすと、たしかに)
いないですよ」という返事。慌てて人事部の資料をほじくり返すと、確かに
(かちょうにはかぞくがいません。かちょうは10ねんまえにちゅうとにゅうしゃしたひとなので、それいぜんに)
課長には家族がいません。課長は10年前に中途入社した人なので、それ以前に
(かぞくににげられていて、しゃしんをみてしあわせだったじだいをなつかしんでいたんだとおもい)
家族に逃げられていて、写真を見て幸せだった時代を懐かしんでいたんだと思い
(すこしかなしくなりました。けっきょく、かちょうのそうぎにはかぞくもしんぞくもかおをださず、)
少し悲しくなりました。結局、課長の葬儀には家族も親族も顔を出さず、
(けつえんのひとたちのつめたさにもっとかなしくなりました。ごじつはかまいりにいくと、)
血縁の人たちの冷たさにもっと悲しくなりました。後日墓参りに行くと、
(りっぱなおはかがたっていました。しんでやっとかぞくとわかいできて、りっぱなおはかを)
立派なお墓が立っていました。死んでやっと家族と和解できて、立派なお墓を
(たててもらえたのかとあんしんしてはかいしをみてみると、がくぜんとしました。)
立ててもらえたのかと安心して墓石を見てみると、愕然としました。
(かちょういがいはぜんいんじゅうすうねんまえのおなじひになくなっていました。)
課長以外は全員十数年前の同じ日に亡くなっていました。
(かぞくをいちどになくしてからのじゅうすうねんのさいげつを、かれはどんなきもちで)
家族を一度に亡くしてからの十数年の歳月を、彼はどんな気持ちで
(すごしていたのでしょうか?にどとあえないかぞくのしゃしんをどんなおもいで)
過ごしていたのでしょうか?二度と会えない家族の写真をどんな思いで
(まいにちながめていたんでしょうか?ひとをとおざけ、じぶんのことをけっしてかたらなかった)
毎日眺めていたんでしょうか?人を遠ざけ、自分の事を決して語らなかった
(かちょうのすがたをおもいだし、なみだがとまりませんでした。)
課長の姿を思い出し、涙がとまりませんでした。