mononoke5
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問題文
(もろをやっつけてはこんだこめだ。ありがたくくえよ)
モロをやっつけて運んだ米だ。ありがたく食えよ
(え、どのひと)
え、どの人
(あのひと)
あの人
(ほんとう、ときのいったとおりじゃん)
本当、トキの言った通りじゃん
(いいおとこね)
いい男ね
(ちょっとわかすぎる)
ちょっと若すぎる
(としなんかへいきなくせに)
年なんか平気なくせに
(しずかにしねえか。つややってんだぞ)
静かにしねえか。通夜やってんだぞ
(いいおとこならここにもいるぞ)
いい男ならここにもいるぞ
(やなこった。うしかいなんて)
やなこった。牛飼いなんて
(ねえたびのおかた、あたいたちのところへきなよ。こんなくさいこやはやめてさ)
ねえ旅のお方、あたいたちのところへ来なよ。こんな臭い小屋はやめてさ
(なんでい、おれたちがいのちがけではこんだこめをくらってよ。くちがくさるぜ)
何でい、俺たちが命がけで運んだ米を食らってよ。口が腐るぜ
(ふん。そのこめをかうてつはだれがつくってんのさ)
ふん。その米を買う鉄は誰が作ってんのさ
(あたいたちはよっぴてたたらをふんでるんだ)
あたいたちは夜っぴてタタラを踏んでるんだ
(もしよかったら、あなたたちのはたらくところをぜひみせてください)
もしよかったら、あなたたちの働くところをぜひ見せてください
(ほんとうかい。じゃおしろいぬってたたらをふまなきゃ)
本当かい。じゃ白粉塗ってタタラを踏まなきゃ
(べにもさす?)
紅もさす?
(ほんとうだよ)
本当だよ
(まってるからね)
待ってるからね
(だんな、きをわるくしねえでくだせえ。だいたいえぼしさまがあまやかしすぎるんで)
旦那、気を悪くしねえでくだせえ。大体エボシさまが甘やかしすぎるんで
(いいむらはおんながげんきだときいています)
いい村は女が元気だと聞いています
(でもな、たたらばにおんながいるなんてな)
でもな、タタラ場に女がいるなんてな
(ふつうはてつをよごすって、そりゃあいやがるもんだ)
普通は鉄を汚すって、そりゃあ嫌がるもんだ
(えぼしさまときたらうられたむすめをみるとみんなひきとっちまうんだ)
エボシさまときたら売られた娘を見るとみんな引き取っちまうんだ
(やさしいかたなんだよ)
優しい方なんだよ
(じいさんくちからめしがでてるよ)
爺さん口から飯が出てるよ
(そのくせよ、おきてもたたりもへいちゃらなこわいひとよ)
そのくせよ、掟も祟りもへいちゃらな怖い人よ
(そうそう、やまいぬなんぞめじゃねえさ)
そうそう、山犬なんぞ目じゃねえさ
(なごのかみをやったときなんかみせたかったぜ、なあ)
ナゴの守をやったときなんか見せたかったぜ、なあ
(なごのかみ?)
ナゴの守?
(すげえでかいいのししでよ、このあたりのぬしだったのよ)
すげえでかいイノシシでよ、この辺りの主だったのよ
(でよ、だれもやまにちかよれねえ。おたからのやまをみながら、にんげんさまゆびをくわえてたのよ)
でよ、誰も山に近寄れねえ。お宝の山を見ながら、人間様指をくわえてたのよ
(このしたじゃさてつをほりつくしちまったからな)
この下じゃ砂鉄を堀り尽くしちまったからな
(なんにんものたたらしがここをねらってよ。みんなやられちまったんだ)
何人ものタタラ師がここを狙ってよ。みんなやられちまったんだ
(おれたちのかぎょうはやまをけずるしきをきるからな。やまのぬしはおこってな)
俺たちの稼業は山を削るし木を切るからな。山の主は怒ってな
(お、はじめたな)
お、始めたな
(そこへえぼしさまがいしびやしゅうをつれてあらわれたってわけだ)
そこへエボシさまが石火矢衆を連れてあらわれたってわけだ
(どうしたんでうでがいたむんで)
どうしたんで 腕が痛むんで
(いや、そのいのししのことをかんがえていた。いづくではてたかさぞうらみはふかかろう)
いや、そのイノシシのことを考えていた。いづくで果てたかさぞ恨みは深かろう
(あしたかとやら、またしてすまぬな。いいはがねだ)
アシタカとやら、待たしてすまぬな。いい鋼だ
(あしたのしたくにてまどってね。ちょっとやすもう。みなにそういっておくれ)
明日の仕度に手間取ってね。ちょっと休もう。皆にそう言っておくれ
(はい)
はい
(そなたをさむらいかもののけのてさきとうたがうものがいるのだ)
そなたを侍かもののけの手先と疑う者がいるのだ
(このたたらばをねらうものはたくさんいてね)
このタタラ場を狙う者はたくさんいてね
(たびのわけをきかせてくれぬか)
旅のわけを聞かせてくれぬか
(このつぶてにみおぼえがあるはず)
このつぶてに見覚えがあるはず
(きょだいないのししがみのほねをくだきにくをくさらせ、たたりがみにしたつぶてです)
巨大なイノシシ神の骨を砕き肉を腐らせ、タタリ神にしたつぶてです
(このあざはそのいのししにとどめをさしたときにうけたもの。しにいたるのろいです)
この痣はそのイノシシにとどめをさしたときに受けたもの。死に至る呪いです
(そなたのくには。みなれぬしかにのっていたな)
そなたの国は。見慣れぬ鹿に乗っていたな
(ひがしときたのあいだより。それいじょうはいえない)
東と北の間より。それ以上は言えない
(きさま。しょうじきにいわぬとたたききるぞ)
貴様。正直に言わぬと叩き切るぞ
(そのつぶてのひみつをしってなんとする)
そのつぶての秘密を知ってなんとする
(くもりなきまなこでみさだめ、きる)
曇りなき眼で見定め、切る
(くもりなきまなこ)
曇りなき眼
(わかった。わたしのひみつをみせよう。きなさい)
わかった。私の秘密を見せよう。来なさい
(えぼしさま)
エボシさま
(ごんざ。あとをたのむよ)
ゴンザ。後を頼むよ