少年であれ

(ぼくなんかうまれなきゃよかったの)

僕なんか生まれなきゃよかったの？

(きずついたこころがいう)

傷付いた心が言う

(そうおもわせるのがやつらのねらいだ)

そう思わせるのが奴らの狙いだ

(まけるなしょうねんよ)

負けるな少年よ

(こころをやすめることすらゆるしてもらえなかったんだな)

心を休めることすら　許してもらえなかったんだな

(もうすこしあそべぬくとこはぬいていけたのしいことだけをえらべ)

もう少し遊べ　抜くとこは抜いていけ　楽しいことだけを選べ

(そのてをのばすさきにかぎりないよろこびがあるから)

その手を伸ばす先に　限りない喜びがあるから

(かかえきれないいたみはかかえなくてべつにいい)

抱えきれない痛みは　抱えなくて別にいい

(むりにくるしむひつようがどこにある)

無理に苦しむ必要がどこにある？

(だれしもきままでもともと)

誰しも気ままで元々

(はばたけるとりのようにうみをはねるうおのように)

羽ばたける鳥のように　海を跳ねる魚のように

(そのあそびばでだれよりもじゆうにわらえるしょうねんであれ)

その遊び場で　誰よりも自由に　笑える少年であれ

(はやりのふくできかざればあしたにはふるくなる)

流行の服で着飾れば　明日には古くなる

(それをおいかけるもおいかけないのもおもしろそうなほうをえらべ)

それを追いかけるも追いかけないのも　面白そうな方を選べ

(そのあしがふみだすさきにかぎりないしあわせがあるから)

その足が踏み出す先に　限りない幸せがあるから

(わからないなやみならばわからなくてべつにいい)

分からない悩みならば　分からなくて別にいい

(いそがばまわれしったかぶりするな)

急がば回れ　知ったかぶりするな

(だれしもみかんのたまもの)

誰しも未完の賜

(うまれてきたいみならばあとづけでもすばらしい)

生まれてきた意味ならば　後付けでも素晴らしい

(かぜにあおられせせらぎにみをまかせまなべるしょうねんであれ)

風にあおられ　せせらぎに身を任せ　学べる少年であれ

(かかえきれないいたみはかかえなくてべつにいい)

抱えきれない痛みは　抱えなくて別にいい

(むりにくるしむひつようがどこにある)

無理に苦しむ必要がどこにある？

(だれしもきままでもともと)

誰しも気ままで元々

(はばたけるとりのようにうみをはねるうおのように)

羽ばたける鳥のように　海を跳ねる魚のように

(このほしのうえだれよりもじゆうにあいするしょうねんであれ)

この星の上　誰よりも自由に　愛する少年であれ