靑蛾月
『幻想庭園』『幻想庭園+1』の最初の曲です。
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歌詞(問題文)
(うれいのみかづきにこいしたうさぎは)
憂いの三日月に 恋したうさぎは
(ひかりのしずくでからだをそめるよ)
光のしずくで からだを染めるよ
(てをのばせばなんでもとどくとしんじられる)
手をのばせば何でも 届くと信じられる
(むねさすつきのはりひかりをつむいで)
胸刺す月の針 光を紡いで
(あなたをむかえとぶじゅうたんをつくる)
あなたを迎え飛ぶ 絨段(じゅうたん)をつくる
(くちびるをぬらしてもふれるのはかぜばかり)
くちびるを濡らしても 触れるのは風ばかり
(ひとりきりのあおいこのせかいで)
ひとりきりの 蒼いこの世界で
(びろおどのやみのなかでなきながらねむる)
ビロオドの闇の中で 泣きながら眠る
(かなしみよゆめのなかでたちどまるがいい)
悲しみよ 夢の中で 立ち止まるがいい
(かんじるゆびさきのあざやかなきおく)
感じる指先の 鮮やかな記憶
(あなたにあうためのいのりをつづける)
あなたに逢うための 祈りをつづける
(まばたきをするあいだぬりかえられるけしき)
まばたきをする間 ぬりかえられる景色
(ひとりではどこへもとぶことができない)
ひとりではどこへも 飛ぶことができない
(とおいくにへいざなうことまでも)
遠い国へ 誘うことまでも
(いくせんのねんげつがすぎても)
幾千の年月が過ぎても
(あなたからとどくつきのたよりを)
あなたから届く月の便りを
(ただまつばかり)
ただ 待つばかり
(わたしはつきひめかなしいさだめの)
わたしは月姫 哀しい運命の
(きんのもじがひとみにしみる)
金の文字が ひとみにしみる
(なみだがこぼれてとまらない)
涙がこぼれて 止まらない
(だきしめられるたびかえってゆくおもい)
抱きしめられるたび 帰ってゆく想い
(それはむかしきいたおとぎばなしのなか)
それは昔きいた おとぎ話の中
(いきをひそめうつくしきよるに)
息をひそめ 美しき夜に
(くるしみはもりにひそむせいがのはねの)
苦しみは森に潜む 靑蛾の羽の
(ぎんぷんにまかれながらきえうせてしまえ)
銀粉にまかれながら 消えうせてしまえ
(はなにうもれおふぃーりあわたしはここに)
花に埋もれ オフィーリア わたしはここに
(きょうきにうもれたゆめをとりもどすために)
狂気に埋もれた夢を とり戻すために
(ひかりにつつまれてだかれてねむれ)
光に包まれて 抱かれて眠れ
(かなしみよゆめのなかでこおりつくがいい)
悲しみよ 夢の中で 凍りつくがいい