裸々イヴ新世紀

(そらをかけるじゆうにゆうがに)

空を駆ける　自由に優雅に

(かたにもこころにもしょうじょははねをもつ)

肩にも心にも少女は翼(はね)を持つ

(うまれおちたせかいはうつくしいめがみさえしはいできない)

生れ落ちた世界は美しい　女神さえ支配できない

(ゆめはあんこくにうめられたほしでみてるだけじゃかがやかず)

希望(ゆめ)は暗黒に埋められた星で　見てるだけじゃ輝かず

(わたしのからだはうちゅうせんとなりしこうのたいきをのぼってはてそう)

私のカラダは宇宙船となり　思考の大気を昇って果てそう

(へいおんにあまんじたらはーとがばぐおこす)

平穏に甘んじたら　魂(ハート)がバグ起こす

(ねぇあなたのろけっとできどうしゅうせいしてくださる？)

ねぇあなたのロケットで　軌道修正してくださる？

(つながってたしかめあう)

繋がって確かめ合う

(わたしたちあんどろいどじゃないもの)

私たちアンドロイドじゃないもの

(にじをかけるあしたへだれかへねがえばとどくとすこしずつしんじてる)

虹を掛ける　明日へ誰かへ　願えば届くと少しずつ信じてる

(すすんでゆくせかいははてないかみにさえはかいできない)

進んでゆく世界は果て無い　神にさえ破壊できない

(ひとがかかえたつみもいつかきえて)

人が抱えた罪もいつか消えて

(よこたわるよるにさらけだされてくはだかのむねにささった)

横たわる夜に曝け出されてく　裸の胸に刺さった

(さまざまなおもいときはなつためにこのうでをどこにひろげればいい)

様々な思い　解き放つために　この腕をどこに広げればいい

(こどくをふゆうしてもめいろからかえれない)

孤独を浮遊しても　迷路から帰れない

(さぁあなたもどあをおりてだきしめにくればいいわ)

さぁあなたもドアを降りて　抱きしめに来ればいいわ

(なにもかもぬぎすてあう)

何もかも脱ぎ捨て合う

(ちじょうにおちてきたてんしのように)

地上に堕ちてきた天使のように

(ゆめをかけるみらいへちきゅうへみちなるつぼみはひらかれるためのびる)

夢を賭ける　未来へ地球へ　未知なる莟は開かれるため伸びる

(うしなわれたらくえんをもとめもういちどいヴへとめざめよう)

失われた楽園を求め　もう一度イヴへと目覚めよう

(ひとがわすれたあいもさいせいして)

人が忘れた愛も再生して

(そらをかけるじゆうにゆうがに)

宇宙(そら)を駆ける　自由に優雅に

(のうにもせぼねにもしょうじょははねをもつ)

脳にも背骨にも少女は翼(はね)を持つ

(そうぞうするせかいはうつくしいめがみにももほうできない)

創造する世界は美しい　女神にも模倣できない

(にじをかけるあしたへあなたへねがえばとどくといつまでもしんじよう)

虹を掛ける　明日へあなたへ　願えば届くといつまでも信じよう

(むかってゆくせかいはてごわいかみになどまかせられない)

向かってゆく世界は手強い　神になど任せられない

(ひとがまもるべきときがおとずれる)

人が守るべき”時”が訪れる

(さああけるやみにおぼれるひかりに)

さあ明ける闇に　溺れるヒカリに