howl12

(まちにいくのかな？)

街に行くのかな？

(まるくる、おばあちゃんおねがいね。かぶ、なかにはいれるところをさがして)

マルクル、おばあちゃんお願いね。カブ、中に入れる所を探して

(おばあちゃん、だいじょうぶだよ。ぼくがついてる)

おばあちゃん、大丈夫だよ。僕がついてる

(まるくる、ここからはいれる！)

マルクル、ここから入れる！

(ああああまもりしてる！おいらきえちゃうよ！)

あああ雨漏りしてる！おいら消えちゃうよ！

(ここでまってて！)

ここで待ってて！

(ここぬれてるよー。これしめってるー)

ここ濡れてるよー。これ湿ってるー

(まるくる、おばあちゃんをここへ)

マルクル、おばあちゃんをここへ

(おしろからっぽだね)

お城空っぽだね

(だから、あっちにいればおいらとはうるでまもれたんだよ！)

だから、あっちにいればおいらとハウルで守れたんだよ！

(かるしふぁーおねがい。あなたにしかできないの)

カルシファーお願い。あなたにしかできないの

(はうるのところにいきたいの、おしろをうごかして)

ハウルの所に行きたいの、お城を動かして

(ええー！)

ええー！

(あなたならできるわ。すごいちからをもってるもの！)

あなたならできるわ。すごい力を持ってるもの！

(でもさあ、ここにはえんとつもないし、しめってるし)

でもさあ、ここには煙突もないし、湿ってるし

(だってむかしからいうじゃない、いちりゅうはばしょをえらばないって)

だって昔から言うじゃない、一流は場所を選ばないって

(そりゃそうだけどさー。そうかなあ？)

そりゃそうだけどさー。そうかなあ？

(かるちゃんきれいだねー)

カルちゃんきれいだねー

(おばあちゃん、ここ！)

おばあちゃん、ここ！

(じゃあさ、そふぃーのなにかをくれるかい？)

じゃあさ、ソフィーの何かをくれるかい？

(あたしの？)

あたしの？

(おいらだけじゃだめなんだ。めとか・・・)

おいらだけじゃだめなんだ。目とか・・・

(め？これは？)

目？これは？

(すごいわかるしふぁー！あなたはいちりゅうよ！)

すごいわカルシファー！あなたは一流よ！

(めかしんぞうをくれれば、もっとすごいぞ！)

目か心臓をくれれば、もっとすごいぞ！

(しんぞう？しんぞうがあるのかい？あらー！)

心臓？心臓があるのかい？あらー！

(あそこにはうるがいる。かこまれてるわ)

あそこにハウルがいる。囲まれてるわ

(あっ！かるしふぁーはやく・・・あっ！)

あっ！カルシファー早く・・・あっ！

(やめー！)

やめー！

(おばあちゃん！やめて！)

おばあちゃん！やめて！

(はうるのしんぞうだよ！)

ハウルの心臓だよ！

(やめろー！)

やめろー！

(おばあちゃん！)

おばあちゃん！

(あつい！あつい！)

熱い！熱い！

(はなして、しんじゃう！おばあちゃん！)

放して、死んじゃう！おばあちゃん！

(いやだ、あたしんだよ！あつい、あついよ！)

嫌だ、あたしんだよ！熱い、熱いよ！

(あー！)

あー！

(そふぃー、そふぃー！)

ソフィー、ソフィー！

(ひんたいへんなことしちゃった。かるしふぁーにみずをかけちゃった)

ヒン大変なことしちゃった。カルシファーに水をかけちゃった

(はうるがしんだらどうしよう！)

ハウルが死んだらどうしよう！

(うごいてる！はうるはいきてるの？はうるのいばしょをおしえて)

動いてる！ハウルは生きてるの？ハウルの居場所を教えて

(おしろのどあ！)

お城のドア！