檸檬色

(だまりこむきみのよこがお)

黙り込む　君の横顔

(なんでもないよとわらったけど)

なんでもないよと笑ったけど

(そのこころのなかことばになるまえ)

その心の中　言葉になる前

(ねきみのぜんぶがねしりたい)

ね　君の全部がね　知りたい

(れもんいろのあぶくがぱちんと)

檸檬色の泡が　ぱちんと

(はじけたんだのどのおくふかく)

はじけたんだ　のどの奥深く

(あしたになったらわすれちゃうきもち)

明日になったら　わすれちゃうきもち

(ぼくたちはいくつも)

僕たちは　いくつも

(つみかさねておとなになる)

つみかさねて　大人になる

(わがままばかりこまらせてごめんね)

わがままばかり　困らせて　ごめんね

(いましかないしあわせ)

今しかない　しあわせ

(ぎゅっとしてちゃんとたしかめたいの)

ぎゅっとして　ちゃんと　たしかめたいの

(ゆうだちがすぎたあとには)

夕立が過ぎた後には

(ひとみもすっかりすきとおって)

瞳も　すっかり　透き通って

(きづけなかったことぜんぶみえるの)

気付けなかったこと　全部　みえるの

(しんぱいそうにのぞきこむきみ)

心配そうに　覗き込む君

(れもんあじのみかづきをかじり)

檸檬味の三日月をかじり

(いっしゅんだけのにじをみつけよう)

一瞬だけの　虹をみつけよう

(あしたになったらわすれちゃうきもち)

明日になったら　わすれちゃうきもち

(ぼくたちはなんども)

僕たちは　なんども

(くりかえしておとなになる)

くりかえして　大人になる

(きみのよろこぶかおがみたいだけで)

君の喜ぶ顔が　みたいだけで

(たったそれだけのため)

たった　それだけのため

(せかいをかえたいとおもったんだ)

世界を変えたいと思ったんだ

(ずっとずっとこんなしあわせが)

ずっと　ずっと　こんな　しあわせが

(つづくなんてありえないのに)

続くなんて　ありえないのに

(でもねきょうもあきらめきれないままで)

でもね　今日も　あきらめきれないままで

(おやすみ)

おやすみ

(どきどきのつづきはいますぐ)

ドキドキの続きは　今すぐ

(かなえなくちゃちょっとせのびして)

叶えなくちゃ　ちょっと　背伸びして

(あしたになったらわすれちゃうきもち)

明日になったら　わすれちゃうきもち

(ぼくたちはいくつも)

僕たちは　いくつも

(つみかさねておとなになる)

つみかさねて　大人になる

(わがままばかりこまらせてごめんね)

わがままばかり　困らせて　ごめんね

(いましかないしあわせ)

今しかない　しあわせ

(ぎゅっとしてちゃんとたしかめたいの)

ぎゅっとして　ちゃんと　たしかめたいの

(あしたになったらわすれちゃうきもち)

明日になったら　わすれちゃうきもち

(いっしゅんしかないいまだけのきもち)

一瞬しかない　今だけのきもち