夏の透明
作詞・作曲:buzzG
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歌詞(問題文)
(はためくかげろうのさきにあなたがにじむようで)
はためく陽炎の先にあなたが滲むようで
(みかげいしがみちびいたみちのはてふたりのせかいをつなぎとめてた)
御影石が導いた道の果て 二人の世界を繋ぎ止めてた
(ひとりでさまようとききらめくありふれたひびが)
一人で彷徨うとき 煌めくありふれた日々が
(うしろがみをひくようにはちがつのおわりはゆめをみるから)
後ろ髪を引くように八月の終わりは夢を見るから
(あなたのてがあなたのめがまぶしくあれないわたしをなでた)
あなたの手が あなたの目が 眩しく在れない私を撫でた
(まぼろしのままおもいでのなかわらうようにないてきえないで)
幻のまま 思い出のなか 笑うように泣いて消えないで
(かなしみにかぎをかけたなつがあばいたとうめい)
悲しみに鍵をかけた夏が暴いた透明
(たとえばうまれかわってもただようくもになっても)
例えば、生まれ変わっても 漂う雲になっても
(なんおくねんたとうともわすれたくない)
何億年経とうとも忘れたくない
(こんなきもちになまえをつけた)
こんな気持ちに名前を付けた
(ひしゃげたかげによりそうもどらないじかんのまほう)
ひしゃげた影に寄り添う戻らない時間の魔法
(ふりこのようによせてはかえすなみをそらのおれんじがぬりなおして)
振り子のように寄せては返す波を空のオレンジが塗り直して
(きせきのようでだいじなものをさらっていくのがさびしいの)
奇跡のようで 大事なものを 攫っていくのが寂しいの
(わたしのいないらいせのあなたはすこしだけふしあわせであってよ)
私のいない来世のあなたは少しだけ不幸せであってよ
(つよがりいじわるいまだけはねがわせて)
強がり 意地悪 今だけは願わせて
(ふるえるこえがあれるこきゅうがさよならのせにおいすがってるみたいで)
震える声が 荒れる呼吸が さよならの背に追い縋ってるみたいで
(きはずかしくてほてるわたしをわらうようにないてきえないで)
気恥ずかしくて火照る私を笑うように泣いて消えないで
(あなたのてがあなたのめがまぶしくあれないわたしをなでた)
あなたの手が あなたの目が 眩しく在れない私を撫でた
(まぼろしのままでいいああふれさせてかみさまおねがいよ)
幻のままでいい ああ、触れさせて 神様お願いよ
(かなしみにかぎをかけたなつがあばいたとうめい)
悲しみに鍵をかけた夏が暴いた透明