HANA

(ゆれるゆきあかりあしをとめて)

揺れる雪明り　足を止めて

(ひえたてをかざしいきをはけば)

冷えた手をかざし息を吐けば

(しろくてあたたかなぼくのいのちがある)

白くて温かな　僕の命がある

(ころばないようにつまづかぬように)

転ばないように　つまづかぬように

(いつもてをひいてくれたひと)

いつも手をひいてくれた人

(ありがとうこのそらにこころがいのってる)

ありがとう　この空に心が祈ってる

(いつかはとだえてしまうのだから)

いつかは途絶えてしまうのだから

(きっとむねにあるおもいはえいえんとなれる)

きっと　胸にある想いは永遠となれる

(それはたださきちるはなのように)

それはただ　咲き散る花のように

(みをむすびみらいをつむいでゆく)

実を結び未来を紡いで行く

(うしろすがたかなしくふりむけば)

うしろ姿悲しく振り向けば

(かげはもうどこかのかぜ)

影はもうどこかの風

(なみだのつぶててのひらすくって)

涙のつぶて　手のひらすくって

(このきにはなをさかせましょう)

この木に花を咲かせましょう

(ぼくらのこのみちにあいをさかせましょう)

僕らのこの道に　愛を咲かせましょう

(いまこえにだしてつたえたいような)

今　声に出して伝えたいような

(やさしいことばがむねにある)

優しい言葉が胸にある

(はしろうもうすぐきみのねむるまち)

走ろう　もうすぐ君の眠る街

(いつかはきえゆくものであふれてるから)

いつかは消えゆくもので溢れてるから

(いまはすこしでもまっすぐきみをあいしたい)

今は　少しでも真っ直ぐ　君を愛したい

(とおいとおいはるかむかしもまた)

遠い遠いはるか昔もまた

(ぼくらはちかくにいたきがするんだ)

僕らは近くにいた気がするんだ

(いくせんのよるをこえめぐりあう)

幾千の夜を越えめぐり逢う

(どんなじだいもぼくらは)

どんな時代も　僕らは

(それはたださきちるはなのように)

それはただ　咲き散る花のように

(みをむすびみらいをつむいでゆく)

実を結び未来を紡いで行く

(とおいとおいはるかむかしもまた)

遠い遠いはるか昔もまた

(ぼくらはちかくにいたきがするんだ)

僕らは近くにいた気がするんだ

(いくせんのよるをこえめぐりあう)

幾千の夜を越えめぐり逢う

(どんなじだいもぼくらは)

どんな時代も　僕らは

(ねがってはしんじている)

願っては信じている