凹面黙示録
作詞・作曲・編曲:柊マグネタイト
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歌詞(問題文)
(あめそらへひらいたゆうこくへと)
雨 空へ拓いた夕刻へと
(たいようはくだけておちてく)
太陽は砕けて堕ちてく
(まってもどしてもどしてよ)
「待って 戻して、戻してよ」
(かげはひきあがって)
影は 引き上がって
(いのるように)
祈るように
(わたしじゃないわたしじゃない)
「私じゃない! 私じゃない!」
(ことばはとどかない)
言葉は届かない。
(さいせいふかのうなかんじょうと)
再生不可能な感情と
(きおくふかこうなでこーどかんしょうほう)
記憶不可抗な解呪干渉法
(うらんでいったおくびょうに)
恨んでいった「臆病に」
(かさなるつみのぎせいはあばたーら)
重なる罪の犠牲は転落
(がらすばりのつきにしずめたひをむけいかくに)
硝子張の月に鎮めた火を 無計画に
(うしなってさいなんだ)
失って苛んだ
(そうふあんとざいあくをおしころして)
沿う不安と罪悪を押し殺して
(あってはなしてつたえたいことばも)
会って話して伝えたい言葉も
(きせきもきぼうもないのに)
奇跡も希望も無いのに
(こわいよひとりにしないでよ)
「怖いよ、ひとりにしないでよ」
(かたちじゃないきもちじゃないなにかを)
形じゃない、気持ちじゃない何かを
(うしなってしまった)
失ってしまった。
(たいめいかくきざしふせいかくに)
対 明確 兆し 不正確に
(どうこくくらうせいじゃくに)
慟哭 喰らう 静寂に
(さいはいはぐろうやめてとけいらくに)
采配は愚弄「やめて!」と経絡に
(めいだいふだんしょくざいへと)
命題 不断 贖罪へと
(からまったいとほどくように)
絡まった糸 解くように
(おもたいかぜふりはらうように)
重たい風 振り払うように
(いまさけんだ)
今叫んだ
(わたしだけわたしだけがあなたをすくえたんだ)
「私だけ、私だけがあなたを救えたんだ」
(ああまたあえてよかったねと)
ああ、「また会えてよかったね」と
(いってほしかったのに)
言って欲しかったのに
(たそがれがとけてゆくきえてゆく)
黄昏が解けてゆく 消えてゆく
(なにもみえなくなる)
何も見えなくなる