チリソース/TOOBOE

(おれとおまえこのじごくで)

俺とお前　この地獄で

(なんどもなんどもいきぬこうぜ)

何度も何度も　生き抜こうぜ

(あたまがわるいからおれはにげたいんだよ)

頭が悪いから　俺は逃げたいんだよ

(なにもかわらないそんなきがしてるんだけどさ)

何も変わらない　そんな気がしてるんだけどさ

(おまえのやみとかよくわからないんだよ)

お前の闇とか　よく分からないんだよ

(だけどきにしないだっていまはそれでいいんだ)

だけど気にしない　だって今はそれでいいんだ

(いたらぬひびのしゅうたいをどうかしたいのに)

至らぬ日々の醜態をどうかしたいのに

(やばんにほほえむからもうおしまいだ)

野蛮に微笑むからもうお終いだ

(あなたのくちをこぼれおちたちりそーすが)

貴方の口を零れ落ちたチリソースが

(すこしずつあたしをとりこにして)

少しずつ私を虜にして

(なめくじのようにとけだしたちりそーすは)

蛞蝓の様に溶け出したチリソースは

(このしんぞうのなかにみたされた)

この心臓の中に満たされた

(もしもかなうならゆめをみてたいんだよ)

もしも叶うなら　夢を見てたいんだよ

(だけどそうもいかないからあたしこんなざまなんだわ)

だけどそうもいかないから　私こんな様なんだわ

(いかれちまったあたしのあたまからあふれだしたこんなもうげんたちが)

イカれちまった私の頭から溢れ出した　こんな妄言達が

(ひとひらのないふとなってだれかにささればいいのに)

ひとひらのナイフとなって　誰かに刺さればいいのに

(とおからずちかからずのままでいいのに)

遠からず近からずのままでいいのに

(きづきゃいつのまにかさらしもんだわ)

気づきゃ何時の間にか晒しもんだわ

(なみだのふちをぬぐったようなちりそーすが)

涙の淵を拭った様なチリソースが

(ときにきらびやかにみえていた)

時に煌びやかに見えていた

(とけいじかけのおたがいにとじこめていた)

時計仕掛けのお互いに閉じ込めていた

(はなをつくにおいがとてもいやだった)

鼻をつく匂いがとても嫌だった

(はくちゅうどうどうわれをわすれてあいされたいのに)

白昼堂々　我を忘れて　愛されたいのに

(しけったこころがかわかないままでいるんだわ)

湿気った心が　乾かないままでいるんだわ

(なんこうふらくのあなたのむねにとびこみたいのに)

難攻不落の　貴方の胸に　飛び込みたいのに

(だいしったいをおそれてびびっているんだわ)

大失態を恐れてビビっているんだわ

(あなたのくちをこぼれおちたちりそーすが)

貴方の口を零れ落ちたチリソースが

(すこしずつあたしをとりこにして)

少しずつ私を虜にして

(なめくじのようにとけだしたちりそーすは)

蛞蝓の様に溶け出したチリソースは

(このしんぞうのなかにみたされた)

この心臓の中に満たされた

(なみだのふちをぬぐったようなちりそーすが)

涙の淵を拭った様なチリソースが

(とけいじかけのおたがいにとじこめていた)

時計仕掛けのお互いに閉じ込めていた

(はなをつくにおいがとてもいやだった)

鼻をつく匂いがとても嫌だった

(おれとおまえこのじごくで)

俺とお前　この地獄で

(なんどもなんどもいきぬこうぜ)

何度も何度も　生き抜こうぜ