変幻自在

(ｋａｌｅｉｄｏｓｃｏｐｉｃゆらりゆく)

Kaleidoscopic ゆらりゆく

(ここはろくでもないすてーじ)

此処はロクでもないステージ

(ｋａｌｅｉｄｏｓｃｏｐｉｃいきたえる)

Kaleidoscopic　生き耐える

(ひゃくめんそうのどうけ)

百面相の道化

(まくはあがる)

幕は上がる

(ｋａｌｅｉｄｏｓｃｏｐｉｃきこえるか)

Kaleidoscopic　聞こえるか

(ささげすぎちゃいないか)

捧げ過ぎちゃいないか

(ｋａｌｅｉｄｏｓｃｏｐｉｃおぼえているか)

Kaleidoscopic　覚えているか

(まともなわらいかたを)

まともな笑い方を

(はなさかぬこうやにうまれたのか)

花咲かぬ 荒野に生まれたのか

(たちむかうことなくおわるゆめでいいか)

立ち向かう事なく 終わる夢でいいか

(うえてさまよえすくいはないか？)

飢えて彷徨え 救いは無いか？

(たんきゅうをつづけよ)

探究を続けよ

(へんげんじざいむすうのかめんをまとえばいい)

変幻自在 無数の仮面を纏えばいい

(ほんとうのかおはだれにもうばえやしない)

本当の顔は 誰にも奪えやしない

(ぼくにも)

僕にも

(ｋａｌｅｉｄｏｓｃｏｐｉｃざせつとさいき)

Kaleidoscopic 挫折と再起

(いのちがけさえごらくか)

命懸けさえ 娯楽か

(ｋａｌｅｉｄｏｓｃｏｐｉｃならばやろう)

Kaleidoscopic ならば演ろう

(いっせいちだいのみすてり)

一世一代のミステリ

(もはんしゅうのようにいきをひそめて)

模範囚のように 息を潜めて

(くすねたぺんでやりばのないうたをかいた)

くすねたペンで やり場のない詩を書いた

(さめてひさしきあいよぞうよ)

冷めて久しき 愛よ 憎よ

(さいかいをしゅくそう)

再会を祝そう

(へんげんじざいむすうのかめんをまとえばいい)

変幻自在 無数の仮面を纏えばいい

(みにくくなきはれたかおがいえるまで)

醜く 泣き腫れた顔が癒えるまで

(うつくしくなくともわらっていいらしい)

美しくなくとも 笑っていいらしい

(ほんとうのかおはだれにもうばえやしない)

本当の顔は 誰にも奪えやしない

(ぼくにも)

僕にも

(だれにも)

誰にも