brave me

(ふるびたおもいでとかすんだことばを)

古びた思い出と 霞んだ言葉を

(ずいぶんだいじにここまできたんだね)

随分大事にここまで来たんだね

(こわくてさむくてひどくないたひもあったろ)

怖くて寒くて ひどく泣いた日もあったろ

(だけどにぎりしめたままぼくはいきのびた)

だけど握りしめたまま 僕は生き延びた

(それだけでいいんだよ)

それだけでいいんだよ

(こどうをつなぐりゆうなど)

鼓動をつなぐ理由など

(つらかったかなしかった)

辛かった悲しかった

(だからここにいるんだ)

だからここにいるんだ

(ありがとうねえぼくがいたから)

ありがとう ねえ僕がいたから

(そこにひとつのただひとつの)

そこに一つの ただ一つの

(あしたがいまうまれたよ)

明日が今生まれたよ

(どうやらぼくしかいないんだよ)

どうやら 僕しかいないんだよ

(ぼくのせかいをどうかすくって)

僕の世界を どうか救って

(きずだらけのこのてで)

傷だらけのこの手で

(あいしたっていいんだよほこっていいんだよ)

愛したっていいんだよ 誇っていいんだよ

(ぼくがたどりついたきょうだ)

僕が辿り着いた 今日だ

(どれほどかわってもどれほどなくしても)

どれほど変わっても どれほど無くしても

(はなさずいたんだねぼくがぼくであること)

離さずいたんだね 僕が僕であること

(ときにはなぜだかひどくきずつけあったろ)

時には何故だか ひどく傷つけあったろ

(どっちのいたみもしったからぼくはいきのびた)

どっちの痛みも知ったから 僕は生き延びた

(はねたどろきずあと)

跳ねた泥 傷跡

(しらずよごしてしまうけど)

知らず汚してしまうけど

(いまもひかっていろあせない)

今も光って色褪せない

(このひとみがすべて)

この瞳がすべて

(ありがとうねえぼくがいたから)

ありがとう ねえ僕がいたから

(そこにひとつのただひとつの)

そこに一つの ただ一つの

(ものがたりがつむがれた)

物語が紡がれた

(どうやらぼくしかいないんだよ)

どうやら 僕しかいないんだよ

(ぼくのせかいをどうかすくって)

僕の世界を どうか救って

(きずだらけのこのてで)

傷だらけのこの手で

(あいしたっていいんだよほこっていいんだよ)

愛したっていいんだよ 誇っていいんだよ

(ぼくがたどりついた)

僕が辿り着いた

(ぼくだけがてにしたきょうだ)

僕だけが手にした 今日だ