少年の僕へ

(すきなことがあるだろ)

好きなことがあるだろ

(ほめられたらうれしいだろ)

褒められたら嬉しいだろ

(あきるくらいまでつづけたら)

飽きるくらいまで続けたら

(きみいじょうによろこぶひとがいる)

君以上に喜ぶ人がいる

(きみのだめなとこをなやんでくれて)

君のダメなとこを悩んでくれて

(それでもそばにいてくれるひとに)

それでも傍にいてくれる人に

(ちゃんと「ありがとう」ぐらいいっておくんだ)

ちゃんと「ありがとう」ぐらい言っておくんだ

(いいかいはずかしいだろうけど)

いいかい 恥ずかしいだろうけど

(だいじなゆうきさ)

大事な勇気さ

(きみがであう「これから」はね)

君が出会う「これから」はね

(しんじられないほどに)

信じられない程に

(たのしくてかなしくて)

楽しくて悲しくて

(すてきなたびになる)

素敵な旅になる

(「まるでおとぎばなし」とわらえるほど)

「まるでおとぎ話」と笑えるほど

(すてきなたびになる)

素敵な旅になる

(もしあのときああしたら)

もしあの時ああしたら

(そんなことばっかりさ)

そんなことばっかりさ

(じぶんだけうまくやれなくて)

自分だけ上手くやれなくて

(きえてしまいたくなったりもするだろう)

消えてしまいたくなったりもするだろう

(ぼくのはなしでわるいのだけど)

僕の話で悪いのだけど

(それでもこうしてあるけてる)

それでもこうして歩けてる

(きずひとつかけたらここにはいないよ)

傷一つ欠けたらここにはいないよ

(これでよかったんだっておもいたいよね)

これでよかったんだって 思いたいよね

(じょうねつやあきらめとかゆめや)

情熱や諦めとか 夢や

(あやまちやさよならが)

過ちやさよならが

(たからものにかわるのを)

たからものに変わるのを

(もうすぐしるはずさ)

もうすぐ知るはずさ

(きみのしあわせを)

君の幸せを

(こえてやろうとおもってる)

超えてやろうと思ってる

(うらやましいなんて)

羨ましいなんて

(きみだけにはいいたくないから)

君だけには言いたくないから

(ともだちもちゃんとできたみたいだ)

友達もちゃんと出来たみたいだ

(しゅくだいはいまもいやだけどね)

宿題は今もイヤだけどね

(それとなによりさいきん)

それと何より　最近

(いきててよかったってたまにおもうよ)

生きててよかったって たまに思うよ

(きみがであう「これから」はね)

君が出会う「これから」はね

(しんじられないほどに)

信じられない程に

(たのしくてかなしくて)

楽しくて悲しくて

(すてきなたびになる)

素敵な旅になる

(じょうねつやあきらめとかゆめや)

情熱や諦めとか 夢や

(あやまちやさよならが)

過ちやさよならが

(たからものにかわるのを)

たからものに変わるのを

(なんどもくりかえそう)

何度も繰り返そう

(「まるでおとぎばなし」とわらってくれていい)

「まるでおとぎ話」と笑ってくれていい

(ぼくもそうおもうから)

僕もそう思うから