wasteland

(ぜつぼうなんてだれがきめたんだ)

絶望なんて 誰が決めたんだ

(ぜんれいなんてぼくはしんじないから)

前例なんて 僕は信じないから

(いのちしらずはゆくらんらんと)

命知らずは往く 爛々と

(どうやっていきのびようかって)

どうやって生き延びようかって

(たくらむのがすきだ)

企むのが好きだ

(ぶなんにそまればけんめいなんてのは)

無難に染まれば賢明なんてのは

(あじけなくてさおもわずはきだしてしまったな)

味気なくてさ 思わず吐き出してしまったな

(まぼろしでもいまはいいんだ)

幻でも 今はいいんだ

(にごったみずみんなのみほして)

濁った水 皆飲み干して

(そしてまたつきるまであがいてやる)

そしてまた 尽きるまで足掻いてやる

(まだおわっちゃいないんだと)

まだ終わっちゃいないんだと

(ぜつぼうなんてだれがきめたんだ)

絶望なんて 誰が決めたんだ

(ぜんれいなんてぼくはしんじないから)

前例なんて 僕は信じないから

(ねえほんとにこわいのって)

ねえほんとに怖いのって

(いつかしぬことよりも)

いつか死ぬ事よりも

(いきあましてしまうこと)

生き余してしまう事

(さんざんだなふしぶしもいたんで)

散々だな 節々も痛んで

(それでもさいごまでみていたいから)

それでも 最後まで見ていたいから

(からからのこうやに)

カラカラの荒野に

(いのちしらずはゆくらんらんと)

命知らずは往く 爛々と

(そういえばなんであるいてんだって)

そういえばなんで歩いてんだって

(おもうほどにこっけいだ)

思う程に滑稽だ

(ああどうきなんてもうどうだっていい)

ああ動機なんてもうどうだって良い

(すいきょうとろまんどうかぼくにかてをくれよ)

酔狂と浪漫 どうか僕に糧をくれよ

(わすれちゃいないなにひとつだって)

忘れちゃいない 何一つだって

(さめるたびにいまもうかんで)

醒める度に 今も浮かんで

(もうにどとかえらないしゅんかんが)

もう二度と 還らない瞬間が

(すすめってさけんでる)

進めって叫んでる

(ぜつぼうなんてだれがきめたんだ)

絶望なんて 誰が決めたんだ

(ていたいほどうちのめされたんだろ)

手痛いほど 打ちのめされたんだろ

(いまさらきずのひとつやだましだましのじゅんけつ)

今更傷の一つや 騙し騙しの純潔

(あすのためにくれてやれ)

明日の為にくれてやれ

(いっしょうなんてつかいすてなんだ)

一生なんて使い捨てなんだ

(あますようなさいごはごめんだから)

余すような 最後は御免だから

(つぎたしたしょうどうで)

継ぎ足した衝動で

(またきょうもうちならすらんらんと)

また今日も打ち鳴らす 爛々と

(まてよせっかくそんだけためこんだへいと)

待てよ 折角そんだけ溜め込んだヘイト

(ほっぽってどこいこうっていうんだにげんな)

ほっぽって どこ行こうって言うんだ逃げんな

(またないどうせくじゅうのせんたくにひたってるすきに)

待たない どうせ苦渋の選択に浸ってる隙に

(ぜんぶがておくれになるってもうわかってんだろ)

全部が手遅れになるってもうわかってんだろ

(ぜつぼうなんてだれがきめたんだ)

絶望なんて 誰が決めたんだ

(ぜんれいなんてぼくはしんじないから)

前例なんて 僕は信じないから

(ときあかせないよかんが)

解き明かせない予感が

(なりやまないこどうが)

鳴りやまない鼓動が

(まだいけるとうずいてる)

まだ行けると疼いてる

(そしてまたあさやけのほうへ)

そしてまた 朝焼けの方へ

(ねえぼくはなにものになるんだろう)

ねえ僕は 何者になるんだろう

(からからのこうやに)

カラカラの荒野に

(いのちしらずはゆくらんらんと)

命知らずは往く 爛々と