待夢磨心-タイムマシン-

(ｇｕｉｔａｒにぎりはじめてまだまもないころ)

Guitar 握り始めてまだ間もない頃、

(せのびしてかいかけたおーるどのもずらいと)

背伸びして買いかけたオールドのモズライト。

(わかかったあのころのぼくにあえるのならいってやりたい)

若かったあの頃の僕に会えるのなら、言ってやりたい

(そんなのいらないぞって)

「そんなのいらないぞ!」って。

(あきもせずにまいにちかついでいるｇｕｉｔａｒ)

飽きもせずに毎日担いでいるGuitar。

(もっともっともっとってふれーずをさがしつづけている)

もっと、もっと、もっと、って フレーズを探し続けている。

(としをとったみらいのぼくにあえるのならいってやりたい)

歳をとった未来の僕に会えるのなら、言ってやりたい

(ねぇまだそんなもんかって)

「ねぇ、まだそんなもんか?」って。

(さっぱりもてなわけをさがしてひび)

さっぱりモテない理由を探して、日々、

(かがみのまえみぎむいてひだりむいてこぐんふんとう)

鏡の前、右向いて左向いて孤軍奮闘。

(わかかったあのころのぼくにあえるのならいってやりたい)

若かったあの頃の僕に会えるのなら、言ってやりたい

(あのこはみてないよそんなとこって)

「あの子は見てないよ、そんなとこ。」って。

(すこしせつなさがただよいだしたひたいを)

少し切なさが漂いだした額を、

(みてみぬふりはんぶんあきらめもーどはんぶん)

見て見ぬ振り半分、諦めモード半分。

(としをとったみらいのぼくにあえるのならいってやりたい)

歳をとった未来の僕に会えるのなら、言ってやりたい

(あのこはみてるよそんなとこって)

「あの子は見てるよ、そんなとこ。」って。

(じゃぁそのまんなかあたりにさまよってるきょうのぼくはどうだい)

じゃぁ、その真ん中あたりに彷徨ってる、今日の僕はどうだい?

(むかしのぼくもみらいのぼくもなにもいっちゃくれないが)

昔の僕も、未来の僕も、何も言っちゃくれないが、

(ながれついたきょうをいきてまたどこかへとながれてくだけさ)

流れついた今日を生きて、また、何処かへと流れてくだけさ!

(そよぐじだいのかぜにうたいながらわらいながら)

そよぐ時代の風に、歌いながら、笑いながら。

(きまつしけんぜんやさんこうしょにうもれて)

期末試験前夜、参考書に埋もれて、

(ねむけざましのこーひーすすりたたかっている)

眠気覚ましのコーヒーすすり戦っている。

(わかかったあのころのぼくにあえるのならいってやりたい)

若かったあの頃の僕に会えるのなら、言ってやりたい

(じんせいはもっとにがいぞって)

「人生はもっと苦いぞ!」って。

(まどぎわのろっきんちぇあーにしずみこんで)

窓際のロッキンチェアーに沈み込んで、

(にがみばしったかおでこーひーすすりたそがれている)

苦みばしった顔でコーヒーすすり黄昏れている。

(としをとったみらいのぼくにあえるのならいってやりたい)

歳をとった未来の僕に会えるのなら、言ってやりたい

(まだひつようかいかくざとう)

「まだ必要かい?角砂糖。」

(じゃぁそのまんなかあたりにさまよってるきょうのぼくはどうだい)

じゃぁ、その真ん中あたりに彷徨ってる、今日の僕はどうだい?

(むかしのぼくもみらいのぼくもなにもいっちゃくれないが)

昔の僕も、未来の僕も、何も言っちゃくれないが、

(ながれついたきょうをいきてまたどこかへとながれてくだけさ)

流れついた今日を生きて、また、何処かへと流れてくだけさ!

(そよぐじだいのかぜにうたいながらわらいながら)

そよぐ時代の風に、歌いながら、笑いながら。

(いくつにもわかれたみちをまえにたちすくんで)

幾つにも分かれた道を前に立ちすくんで、

(しゃがみこんだりふりかえったりそらみあげたり)

しゃがみ込んだり、振り返ったり、空見上げたり。

(わかかったあのころのぼくにあえるのならいってやりたい)

若かったあの頃の僕に会えるのなら、言ってやりたい

(まだなんにもみえちゃいないぞって)

「まだ何にも見えちゃいないぞ。」って。

(おもいをひとつにあるいてきたみちのうえ)

想いを一つに歩いてきた道の上、

(しんじたひかりにむかってゆっくりすすんでる)

信じた光に向かってゆっくり進んでる。

(としをとったみらいのぼくにあえるのならいってやりたい)

歳をとった未来の僕に会えるのなら、言ってやりたい

(くたばるまでうたってんだぞって)

「くたばるまで、歌ってんだぞ!!」って。

(じゃあそのまんなかあたりにさまよってるきょうのぼくはどうだい)

じゃぁ、その真ん中あたりに彷徨ってる、今日の僕はどうだい?

(むかしのぼくもみらいのぼくもなにもいっちゃくれないが)

昔の僕も、未来の僕も、何も言っちゃくれないが、

(ながれついたきょうをいきてまた)

流れついた今日を生きて、また、

(どこかへとながれてくだけさ)

何処かへと流れてくだけさ!

(そよぐじだいのかぜにふかれながら)

そよぐ時代の風に、吹かれながら。

(じゃあそのまんなかあたりにさまよってるきょうのぼくはどうだい)

じゃぁ、その真ん中あたりに彷徨ってる、今日の僕はどうだい?

(むかしのぼくもみらいのぼくもなにもいっちゃくれないが)

昔の僕も、未来の僕も、何も言っちゃくれないが、

(ながれついたきょうをいきて)

流れついた今日を生きて、

(またどこかへとながれてくだけさ)

また、何処かへと流れてくだけさ!

(そよぐじだいのかぜにうたいながら)

そよぐ時代の風に、歌いながら、

(わらいながらうたいながら)

笑いながら、歌いながら。