第127回日本語ワープロ検定試験 準1級
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | subaru | 7477 | 光 | 7.9 | 94.8% | 232.7 | 1840 | 100 | 28 | 2024/09/30 |
2 | z | 6680 | S+ | 6.7 | 99.3% | 274.7 | 1847 | 12 | 28 | 2024/09/26 |
3 | ハク | 6401 | S | 6.8 | 93.9% | 270.1 | 1847 | 118 | 28 | 2024/09/28 |
4 | ももも | 6276 | S | 6.7 | 93.2% | 273.1 | 1848 | 134 | 28 | 2024/09/27 |
5 | maro | 6141 | A++ | 6.5 | 94.6% | 290.0 | 1887 | 106 | 28 | 2024/11/11 |
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問題文
(あるとき、しょうがくせいのころのきゅうしょくのおもいでをぶんしょうにまとめてほしいというしごとが)
あるとき、小学生のころの給食の思い出を文章にまとめてほしいという仕事が
(まいこんできた。ふるいきおくであるため、さだかではないぶぶんもたたあるが、)
舞い込んできた。古い記憶であるため、定かではない部分も多々あるが、
(それらをしらべなおしてみるのもおもしろそうなので、ひきうけてみた。)
それらを調べ直してみるのも面白そうなので、引き受けてみた。
(すると、こくばんのよこにはりだされるこんだてひょうをかくにんするのがにっかだったことや、)
すると、黒板の横に張り出される献立表を確認するのが日課だったことや、
(だいこうぶつであるしちゅーのひには、おかわりをしようと)
大好物であるシチューの日には、お代わりをしようと
(ひそかにきめていたことがせんめいによみがえってきた。)
ひそかに決めていたことが鮮明によみがえってきた。
(それとどうじに、きゅうしょくとうばんをいっしょにおこなったゆうじんやいたずらなだんし、)
それと同時に、給食当番を一緒に行った友人やいたずらな男子、
(やさしかったたんにんのせんせいのかおもつぎつぎにうかび、しらずしらずのうちに)
優しかった担任の先生の顔も次々に浮かび、知らず知らずのうちに
(かおがほころんだ。わたしがしょうがくせいのころはぱんがしゅしょくで、ざいがくちゅうにべいはんが)
顔がほころんだ。私が小学生のころはパンが主食で、在学中に米飯が
(ていきょうされることはいちどもなかったため、がっこうではしをつかったことはなかった。)
提供されることは一度もなかったため、学校ではしを使ったことはなかった。
(そのため、しろみのあげものやしちゅーなどのにこみりょうりも、すべてわたしたちは)
そのため、白身の揚げ物やシチューなどの煮込み料理も、すべてわたしたちは
(とうじ「さきわれすぷーん」とよばれるどうぐをもちいてたべていた。)
当時「先割れスプーン」と呼ばれる道具を用いて食べていた。
(これは、つきさすことと、すくってたべるということがいっぽんでできるりべんせいが)
これは、突き刺すことと、すくって食べるということが1本でできる利便性が
(かわれ、1950ねんだいからぜんこくのしょうちゅうがっこうでさいようされるようになったと)
買われ、1950年代から全国の小中学校で採用されるようになったと
(いわれている。わたしはとくにいしきをしないままそつぎょうしてしまったが、)
いわれている。わたしは特に意識をしないまま卒業してしまったが、
(げんこうをかくにあたってしらべてみると、かたちはすぽーくとよばれるどうぐに)
原稿を書くに当たって調べてみると、形はスポークと呼ばれる道具に
(にているようなきがする。ちゅうせいよーろっぱからすでにつかわれていたようだが、)
似ているような気がする。中世ヨーロッパから既に使われていたようだが、
(しんぎはさだかではない。わたしはきゅうしょくいがいでもちいたことはないが、たねのおおいくだものに)
真偽は定かではない。わたしは給食以外で用いたことはないが、種の多い果物に
(そえてていきょうされることがあるらしい。またきんねんでは、どうようのけいじょうで)
添えて提供されることがあるらしい。また近年では、同様の形状で
(ぷらすちっくせいのものがべんとうにふぞくされているのをみた。)
プラスチック製のものが弁当に付属されているのを見た。
(さらに、ゆびさきのちからがなくてもたべものをつきさしたりすくったりしてくちにはこべる)
さらに、指先の力がなくても食べ物を突き刺したりすくったりして口に運べる
(べんりさから、かいごようひんとしてりようされ、しょうしょうぶきようにあつかってもつかえることから)
便利さから、介護用品として利用され、少々不器用に扱っても使えることから
(ほいくのげんばでもかつようしている。さきわれすぷーんをきっかけに、)
保育の現場でも活用している。先割れスプーンをきっかけに、
(つぎつぎとあたまにうかんでくるたのしいおもいではつきない。4じかんめがおわるころ、)
次々と頭に浮かんでくる楽しい思い出は尽きない。4時間目が終わるころ、
(がっこうじゅうにただようおいしそうなかおりと、それにつられてうきたつきもちが)
学校中に漂うおいしそうな香りと、それに釣られて浮き立つ気持ちが
(よみがえる。がくねんやくみめいがかかれたしろいきゅうしょくぎやぼうし、)
よみがえる。学年や組名が書かれた白い給食着や帽子、
(ずっしりとおもかったおかずいれのようきなどのきおくに、)
ずっしりと重かったおかず入れの容器などの記憶に、
(しばしのじかんなごませてもらった。)
しばしの時間和ませてもらった。