ハンニバルシーズン1第5話

(もうそうがたのとうごうしっちょうしょうならおびきだすことはできる)

妄想型の統合失調症ならおびき出すことはできる

(でてこいとおどす)

”出てこい”と脅す？

(じぶんをきずつけるかもしれないな)

自分を傷つけるかもしれないな

(じめつがたのやつならいまごろつかまってる)

自滅型の奴なら今ごろ捕まってる

(じめつがたにならないようつとめてる てんしをつくり、いのらせてね)

自滅型にならないよう努めてる　 天使を作り、祈らせてね

(われわれのてんしはどこだ)

我々の天使はどこだ？

(かんがえるときょうふをかんじねむれなくなる)

考えると恐怖を感じ眠れなくなる

(きこえるのはじぶんのいきづかいとまばたきのおと)

聞こえるのは自分の息づかいと瞬きの音

(まえよりゆめをよくみる)

前より夢をよく見る

(ゆめのなかはあんぜんだったはずがいまはもうちがう)

夢の中は安全だったはずが　今はもう違う

(ねぶくろにはいろうかともかんがえたがこうそくぶくろみたいでやめた)

寝袋に入ろうかとも考えたが　拘束袋みたいでやめた

(れいのはんにんはひがいしゃをどうえらんでた)

例の犯人は被害者をどう選んでた？

(ひとをみるめがほかのひととはちがう)

人を見る目が他の人とは違う

(ぜんあくをみわけられるかそうおもいこんでる)

善悪を見分けられるか　そう思い込んでる

(ひとをみぬくちからをかみがあたえた)

”人を見抜く力”を神が与えた？

(かみがあたえたのはしゅようだ)

神が与えたのは腫瘍だ

(のうがかれにいたずらをしてるだけだ)

脳が彼にイタズラをしてるだけだ

(きみとにているね)

君と似ているね

(のうにからかわれてる)

脳にからかわれてる？

(きみもはんにんもこころのへいおんをもとめてる)

君も犯人も心の平穏を求めてる

(むげんのやすらぎにみをゆだねたいとおもってる)

無限の安らぎに身を委ねたいと思ってる

(かれはしつぼうするね)

彼は失望するね

(きみはあきらめるがはんにんはおいつづけてる)

君はあきらめるが犯人は追い続けてる

(ちかづくほどもとめるんだ)

近づくほど求めるんだ

(かれのこうどうぱたーんをよもうとしたけど)

彼の行動パターンを読もうとしたけど・・・

(じぶんのぱたーんにきづかないとむりだ)

自分のパターンに気づかないと無理だ

(きみはえらべるんだ)

君は選べるんだ

(なにを)

何を？

(はんにんはしこうにむしばまれじめつするがきみはちがう)

犯人は思考にむしばまれ自滅するが君は違う

(ぼくのにおいをかいだ)

僕の匂いを嗅いだ？

(かいでみたくて)

嗅いでみたくて

(やすもののろーしょんのにおいだ)

安物のローションの匂いだ

(ぼとるにふねのまーくが)

ボトルに船のマークが

(くりすますにもらったんだ)

クリスマスにもらったんだ

(さいきんよくずつうが)

最近よく頭痛が？

(するよ)

するよ

(ろーしょんをかえては)

ローションを変えては？