ARADANOMI

(たいはいてきなことばでこのばであいをうたう)

退廃的な言葉で　この場で　愛を詠う

(そのすべてにまどわされるまえに)

その全てに惑わされる前に

(じしょういじょうなのって)

自称、異常名乗って

(いじょうくだらねぇじんせいでした)

以上、くだらねぇ人生でした

(さいていげんのもらるでかまわねぇよいどれ)

最低限のモラルで　かまわねぇ　酔いどれ

(となりのあんたにつばかけられたのさ)

隣のあんたに唾かけられたのさ

(ひじょうちくしょうしっしょうまた)

非情　畜生　失笑また

(うかべてるんだ)

浮かべてるんだ

(ひとつもいえないいえない)

一つも言えない癒えない

(したいほうだいのくせに)

したい放題のくせに

(こどもみたいに)

子供みたいに

(おねだりするんでしょ)

おねだりするんでしょ

(ああ)

嗚呼

(かみさまにあらだのみ)

神様に荒頼み

(このよは)

この世は

(しぶつきせいするばかばかり)

死物寄生する馬鹿ばかり

(つかれてしまうなぁ)

疲れてしまうなぁ

(あからさまにばちあたり)

あからさまに　罰当たり

(このよの)

この世の

(あくをきせいするありさまに)

悪を規制する有様に

(うんざりしていたのさ)

うんざりしていたのさ

(ああ)

嗚呼

(ごうまんなあんたにゃしりえない)

傲慢なあんたにゃ知り得ない

(のどをつたうそのやいばがひとをころすことを)

喉を伝うその刃が人を殺すことを

(てはいいほうつもって)

手配、違法ツモって

(いじょうゆかいなたいほげきでした)

以上、愉快な逮捕劇でした

(けんぜんなおとなにゃなりえないならいっそ)

健全な大人にゃなり得ない　ならいっそ

(てをあわせてしゃかにすがればいい)

御手を合わせて釈迦に縋ればいい

(いまさらあとにゃもどれない)

今更後にゃ戻れない

(ああ)

嗚呼

(かみさまのあらさがし)

神様の粗探し

(このよは)

この世は

(わたらぬせけんもおにばかり)

渡らぬ世間も鬼ばかり

(わらけてしまうなぁ)

笑けてしまうなぁ

(あからさまにからまわり)

あからさまに空回り

(このよの)

この世の

(あくをきせいするありさまに)

悪を規制する有様に

(あきあきしているのさ)

飽き飽きしているのさ

(ゆめであふれるこのゆーとぴあ)

夢で溢れる　このユートピア

(されどもまことつたえようにも)

されどもまこと伝えようにも

(かしましいうきよのさたに)

かしましい浮き世の沙汰に

(かきけされてしまう)

搔き消されてしまう

(あなたがくれたこのあるめりあ)

貴方がくれたこのアルメリア

(みっつかぞえてかれてしまった)

三つ数えて枯れてしまった

(たちまちかわるせかいに)

忽ち変わる世界に

(とりのこされてしまう)

取り残されてしまう

(ああ)

嗚呼

(かみさまにあらだのみ)

神様に荒頼み

(このよは)

この世は

(しぶつきせいするばかばかり)

死物寄生する馬鹿ばかり

(つかれてしまうなぁ)

疲れてしまうなぁ

(あからさまにばちあたり)

あからさまに罰当たり

(このよの)

この世の

(あくをきせいするありさまに)

悪を規制する有様に

(うんざりしていたのさ)

うんざりしていたのさ