涙のせいじゃない

(なにからはなせばいい？)

何から話せばいい?

(きょうまでのみちのりはみじかくなかった)

今日までの道のりは短くなかった

(たのしいことばかりじゃなくて)

楽しいことばかりじゃなくて

(かなしいことだっていっぱいあった)

悲しいことだっていっぱいあった

(だけどそっとふりかえったら)

だけど そっと振り返ったら

(すべてのことがきらきらしてた)

すべてのことがきらきらしてた

(ひとみにうかぶなみだのせいじゃなくて)

瞳に浮かぶ涙のせいじゃなくて

(すぎさったつきひがかがやいてるから)

過ぎ去った月日が輝いてるから

(わたしがあるいたみちはまちがってなかった)

私が歩いた道は 間違ってなかった

(しずかにくれてゆくそらいまならそういえる)

静かに暮れて行く空 今ならそう言える

(だまっていたっていい)

黙っていたっていい

(がまんしてるさみしさがわかっているから)

我慢してる寂しさがわかっているから

(いつでもいちばんちかくで)

いつでも一番近くで

(あなたのがんばりをずっとみてきた)

あなたの頑張りを ずっと見て来た

(さいごくらいつよがらずに)

最後くらい 強がらずに

(めのまえでないたっていいんだよ)

目の前で 泣いたっていいんだよ

(こころにためたなみだをながしてごらん)

心に溜めた涙を流してごらん

(にもつはおいてゆきなよみらいのために・・・)

荷物は置いて行きなよ 未来のために…

(あなたのそのあしあとはいまもあざやかに)

あなたのその足跡は 今も鮮やかに

(あとにつづくものたちのはげみになるでしょう)

後に続く者たちの励みになるでしょう

(もしみちにまよったそのときは)

もし道に迷ったその時は

(もしあいをうしなったそのときは)

もし愛を失ったその時は

(おおきなこえでみんなのなまえをよべばいい)

大きな声でみんなの名前を呼べばいい

(どこにいたってわたしたちはかけつけるよ)

どこにいたって私たちは駆けつけるよ

(ひとみにうかぶなみだのせいじゃなくて)

瞳に浮かぶ涙のせいじゃなくて

(すぎさったつきひがかがやいてるから)

過ぎ去った月日が輝いてるから

(わたしがあるいたみちはまちがってなかった)

私が歩いた道は 間違ってなかった

(しずかにくれてゆくそらいまならそういえる)

静かに暮れて行く空 今ならそう言える

(ひとみにうかぶなみだのせいじゃなくて)

瞳に浮かぶ涙のせいじゃなくて

(おもいでになったからにじんでるんだ)

思い出になったから滲んでるんだ

(やがてきえてくものはすべてをゆるして)

やがて消えてくものは すべてを許して

(やっとすなおになれるねありがとうといえる)

やっと素直になれるね ありがとうと言える