クルル・カリル（扉を開けて）

(よぞらをうごかすぜんまいじかけの)

夜空を動かす　ぜんまい仕掛けの

(かすかなつぶやきくるるかりる)

かすかなつぶやき　クルル・カリル

(だれもしらないひみつのじかんに)

誰も知らない　秘密の時間に

(なにかがおこるよくるるかりる)

何かが起こるよ　クルル・カリル

(むねおどらせまちわびた２５じ２５ふん)

胸躍らせ　待ちわびた　２５時２５分

(たったいちどだけのさあいまがちゃんす)

たった一度だけの　さあ　今がチャンス

(きみのめのまえでとびらがあいた)

きみの目の前で　扉が開いた

(ああだけどきみはこんやもまちきれず)

ああ　だけどきみは　今夜も待ちきれず

(いつのまにかもうねむってる)

いつのまにか　もう眠ってる

(とけいのねずみがとけいをかじる)

時計のネズミが　時計をかじる

(かすかなつぶやきくるるかりる)

かすかなつぶやき　クルル・カリル

(おさないころあこがれたとてもきみょうなそうげん)

幼い頃　憧れた　とても奇妙な草原

(たったいちどだけのさあいまがちゃんす)

たった一度だけの　さあ　今がチャンス

(ああだけどきみはこんやもまちきれず)

ああ　だけどきみは　今夜も待ちきれず

(いつのまにかもうねむってる)

いつのまにか　もう眠ってる

(こんやもきみはまどろみいつものゆめをみている)

今夜も　きみはまどろみ　いつもの夢をみている

(ゆめのなかきみはだれかをまってる)

夢の中　きみは　誰かを待ってる

(あおじろくひかるふしぎなそうげん)

青白く光る　不思議な草原

(いつまでまってもそのひとはこない)

いつまで待っても　その人は来ない

(こんやもきみはまつかぜのなか)

今夜も　きみは待つ　風の中

(ゆめのなかぼくはだれかをまってる)

夢の中　ぼくは　誰かを待ってる

(とびらをあけてあるいていけば)

（扉をあけて　歩いていけば）

(あおじろくひかるふしぎなそうげん)

青白く光る　不思議な草原

(もうひとりのぼくにあえるはず)

（もうひとりのぼくに　会えるはず）

(いつまでまってもそのひとはこない)

いつまで待っても　その人は来ない

(ああだけどぼくはこんやもいけない)

（ああ　だけどぼくは　今夜も行けない）

(こんやもそのひとはねむってる)

今夜も　その人は　眠ってる

(こんやもぼくはねむってる)

（今夜も　ぼくは　眠ってる）

(とびらをあけてあるいていけば)

扉をあけて　歩いていけば

(そこであえるはずもうひとりのきみに)

そこで会えるはず　もうひとりのきみに

(とびらをあけてとびらをあけて)

扉をあけて　扉をあけて

(あるいていけばねえあえるはず)

歩いていけば　ねえ　会えるはず