アルトネリコ3　トキノスナ

(あなたがずっとえがおでありますように)

あなたがずっと　笑顔でありますように

(あなたのおもいでのなかのわたしが)

あなたの思い出の中のわたしが

(えがおでありますように)

笑顔でありますように

(ながれてくくものふねをとおくみおくり)

流れてく雲の船を　遠く見送り

(きよらかなこのけしきをひとみにやどそう)

清らかなこの景色を　瞳に宿そう

(がようしにえがいてゆくやさしいせかい)

画用紙に描いてゆく　優しい世界

(たいせつなおもいすべてあなたにみせたい)

大切な想いすべて　あなたに見せたい

(ささやかなひびがうれしくて)

ささやかな日々が嬉しくて

(だけどきせつはあしばやにすぎてく)

だけど季節は　足早に過ぎてく

(ときのすなこぼれないで)

時の砂　零れないで

(よるがくるそのたびに)

夜が来る　その度に

(えいえんのくらやみがこわくて)

永遠の暗闇が怖くて

(あなたのぬくもりさがしてた)

あなたのぬくもり　探してた

(さらさらこぼれてゆくぎんいろきんいろ)

さらさら零れてゆく　銀色金色

(やくそくをはぐらかしたかえりのこみち)

約束をはぐらかした　帰りの小道

(ゆうやけがまぶしすぎてすこしうつむいた)

夕焼けが眩しすぎて　少しうつむいた

(いくつものきせきあつめても)

いくつもの奇跡　集めても

(かなわぬねがいむねをつらぬいてゆく)

叶わぬ願い　胸を貫いてゆく

(このからだにながれてる)

この体に流れてる

(ときのすなきえてゆく)

時の砂　消えてゆく

(まばたきさえおしむように)

瞬きさえ　惜しむように

(あなたのえがおをみつめた)

あなたの笑顔を　見つめた

(とめどなくおちてゆくぎんさ)

とめどなく落ちてゆく銀砂

(かこからみらいへせいからしへ)

過去から未来へ　生から死へ

(かいはくしょくのうずをまきやすらぎのかこうをめざし)

灰白色の渦を巻き　安らぎの河口を目指し

(しずかのくにへとときのすなはながれていく)

静かの国へと　時の砂は流れていく

(ものがたりのさいごはすこしかなしくて)

物語の最後は　少し悲しくて

(けれどかけがいのないおもいでは)

けれど　かけがいのない思い出は

(まばゆくかがやく)

まばゆく輝く

(ときのすなこぼれてゆく)

時の砂　零れてゆく

(ひとみとざしねむるひは)

瞳閉ざし　眠る日は

(いろあせないほほえみだけを)

色褪せない　微笑みだけを

(あなたへのこしたい)

あなたへ残したい

(たとえこのてがふれあえなくても)

例えこの手が　触れ合えなくても

(このこえがとどかなくても)

この声が　届かなくても

(ねえわたしはここにいるよ)

ねえ　わたしはここにいるよ

(こころはあなたのそばにいるよ)

心はあなたの　傍にいるよ

(ずっとずっとずっと・・・)

ずっとずっと　ずっと…