アルトネリコ　星詠～ホシヨミ～

(うたはふしぎだといつもおもう)

詩は不思議だといつも思う

(うたはなによりもこころのおくそこをふるわせるものだと)

詩は何よりも心の奥底を振るわせるものだと

(とりのこされたひとみのおくにこどくをだいていきるしょうじょは)

とり残された瞳の奥に　孤独を抱いて生きる少女は

(はぐれたほしのひかりをかぞえいくどもよるのやみにみをふるわせた)

はぐれた星の光を数え　幾度も夜の闇に身を震わせた

(やさしくかみをなでてあなたはいった)

優しく髪を撫でて　あなたは言った

(そのなみだをぬぐってさあうたをうたってごらん)

その涙を拭って　さあ詩を謳ってごらん

(ほしぞらにひびきわたるきよらかなしらべ)

星空に響き渡る　清らかな調べ

(あなたのなまえはめろでぃーこころにさすひかり)

あなたの名前は旋律（メロディー）　心にさす光

(かなしみをつつみこんでゆめをつむぎだす)

哀しみを包み込んで　夢を紡ぎ出す

(かみさまのおくりものかたちのないいのち)

神様の贈り物　形の無い魂（いのち）

(しあわせのまほうつむぐようにわたしのきんせんかきならす)

幸せの魔法紡ぐように　私の琴線かき鳴らす

(ひとはおもいをつたえるためにかぜにのせてうたいつづける)

人は想いを伝える為に　風に乗せて歌い続ける

(やさしくほほえみかけあなたはいった)

優しく微笑みかけ　あなたは言った

(きぼうをわすれたならほらみみをすましてごらん)

希望を忘れたなら　ほら耳を澄ましてごらん

(どこからかきこえてくるなつかしいしらべ)

どこからか聞こえてくる　懐かしい調べ

(あなたのなまえはめろでぃーこころつなぐひかり)

あなたの名前は旋律（メロディー）　心繋ぐ光

(あなたがそっとささやいたときのわすれもの)

あなたがそっと囁いた　時間（とき）の忘れ物

(ささやかなしあわせはいつでもここにある)

ささやかな幸せは　いつでも此処にある

(うれしいうれしい)

嬉しい　嬉しい

(なみになれることはなになれること)

波になれること　花になれること

(あなたになれることせかいになれること)

貴方になれること　世界になれること

(うたはふしぎだといつもおもう)

詩は不思議だといつも思う

(せかいになれること)

世界になれること