夕焼けデイズ

(なんでもないあさやけにぼくはめをさまして)

なんでもない朝焼けに　僕は目を覚まして

(きみのとびらをのっくすることばをつぶやいた)

君の扉をノックする　言葉をつぶやいた

(さんじゅうにどのはれたそらえきまえのべんちで)

三十二度の晴れた空　駅前のベンチで

(いつもよりおしゃれをしたえがおをむかえたよ)

いつもよりオシャレをした　笑顔を迎えたよ

(はなれてあるいたふたりにはわかってた)

離れて歩いた　ふたりには分かってた

(なつがもうさることあのくもとおくのびて)

夏がもう去ること　あの雲　遠く伸びて

(さよならのあいまで)

さよならの合間で

(ばかなことばをかわすだいありー)

バカな言葉を　交わすダイアリー

(なんじゅっかいつたえたっていみないから)

何十回伝えたって　意味ないから

(そうやってまたにげだして)

そうやって　また逃げ出して

(はかないきもちとおりすぎてく)

儚い気持ち　通り過ぎてく

(なんじゅうにつめこんだってたりないから)

何重に詰め込んだって　足りないから

(はんぶんずつもちよったてづくりのらんちは)

半分ずつ持ち寄った　手作りのランチは

(うんがいいのかわるいのかまるかぶりのめにゅー)

運が良いのか悪いのか　丸かぶりのメニュー

(はなびらかぞえてたあのひからきづいてた)

花びら数えてた　あの日から気付いてた

(かぜがもうやむことゆうやけのむこうがわ)

風がもう止むこと　夕焼けの向こう側

(さめないでゆめのように)

覚めないで　夢のように

(ばかなことばでこわすてりとりー)

バカな言葉で　壊すテリトリー

(なんねんたってもきっときえないから)

何年経っても　きっと消えないから

(かじかんだかいになって)

かじかんだ　貝になって

(はかなげなうたくちずさんでる)

儚げな歌　口ずさんでる

(そんなよるはきっとあいたいから)

そんな夜は　きっと会いたいから

(ふわりはっぱゆらして)

ふわり　葉っぱ　揺らして

(ゆっくりまうはねのおとが)

ゆっくり舞う　羽根の音が

(くうはくをうめてくれるかな)

空白を埋めてくれるかな

(ひらりほつれたけいとを)

ひらり　ほつれた毛糸を

(ひいてつむいでたまにして)

引いて　紡いで　玉にして

(なんどでもやりなおせるよね)

何度でも　やり直せるよね

(さよならのあいずで)

さよならの合図で

(あかされたことやけにたいむりー)

明かされたこと　やけにタイムリー

(なんじゅっかいもききたいよなかないから)

何十回も聞きたいよ　泣かないから

(そうやってまたゆさぶって)

そうやって　また揺さぶって

(はかないきもちおもいだすけど)

儚い気持ち　思い出すけど

(もういっかいだけこえにしたらぼくらは)

もう一回だけ　声にしたら　僕らは―

(ららら・・・)

ラララ…