意味怖《暑い》

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投稿者投稿者やゆいいね2お気に入り登録
プレイ回数332難易度(3.4) 1120打 長文 かな
解説


語り手(男)は(雪)山で遭難している。
もはや歩く体力すら尽きて、何もできずにただ凍え死ぬ瞬間を待っている。
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 berry 7322 7.4 98.3% 148.3 1105 19 31 2024/06/23
2 チャンドゥ 7284 7.7 94.2% 146.2 1134 69 31 2024/06/24
3 HAKU 7272 7.5 96.3% 148.1 1119 42 31 2024/06/21
4 zero 6560 S+ 6.7 97.2% 166.0 1121 32 31 2024/07/01
5 たぬき 5706 A 6.3 90.2% 173.3 1109 120 31 2024/06/24

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問題文

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(あつい、おとこはそうおもった)

暑い、男はそう思った

(さいしょはじぶんがおかしいのかとおもった)

最初は自分がおかしいのかと思った

(しかしまわりをみると、だんじょとわずふくをぬぎだしているひとがすくなからずいた)

しかし周りを見ると、男女問わず服を脱ぎだしている人が少なからずいた

(おとこもつられるようにしてうぇあをぬいだ)

男もつられるようにしてウェアを脱いだ

(こんなばしょでふくをぬぎだすなんてごんごどうだんだが、なにしろあついのだからしかたない)

こんな場所で服を脱ぎだすなんて言語道断だが、何しろ暑いのだから仕方ない

(うぇあをぬぐとこんどはあしもとがあつくなってきた)

ウェアを脱ぐと今度は足元が暑くなってきた

(おとこはくつをぬごうとした、しかしあしがあがらない)

男は靴を脱ごうとした、しかし足が上がらない

(おとこはいらいらした)

男はいらいらした

(それがくつぞこのとげのせいだとおもったおとこは、それをとるためべるとをとこうとした)

それが靴底の棘のせいだと思った男は、それを取るためベルトを解こうとした

(しかしてさきのかんかくがうすくなってなかなかとれない)

しかし手先の感覚が薄くなってなかなか取れない

(おとこはめんどうになってそのばにあおむけによこたわった)

男は面倒になってその場に仰向けに横たわった

(せなかがひんやりときもちいい)

背中がひんやりと気持ちいい

(しかしそれとどうじにもうれつなあつさがからだじゅうをしはいしていた)

しかしそれと同時に猛烈な暑さが身体中を支配していた

(おとこはそれにあらがうこともできず、すっとめをとじた)

男はそれに抗うこともできず、すっと目を閉じた

(きょうれつなだつりょくかんがぜんしんをおそった)

強烈な脱力感が全身を襲った

(なにかがほおをつたいおちた)

何かが頬を伝い落ちた

(おとこはそれにふれた)

男はそれに触れた

(じんわりとあたたかい)

じんわりと温かい

(そのなにかはそのままくちもとまですべりおちてきた)

その何かはそのまま口元まで滑り落ちてきた

(おとこはそれをしたさきでなめた)

男はそれを舌先で舐めた

など

(すこししょっぱかった)

少ししょっぱかった

(これはなみだだろうか)

これは涙だろうか

(おれはないているのか)

俺は泣いているのか

(おとこはおもった)

男は思った

(いや、そんなはずがない)

いや、そんなはずがない

(なぜ、なくひつようがある)

何故、泣く必要がある

(またなにかがほおをつたった)

また何かが頬を伝った

(それにふれると、こんどはあたたかくもつめたくもなかった)

それに触れると、今度は温かくも冷たくもなかった

(そうだ、なくひつようなんてない)

そうだ、泣く必要なんてない

(なくひつようなんてないんだ)

泣く必要なんてないんだ

(すいまにおそわれうすれゆくいしきのなか、おとこはじぶんにそういいきかせた)

睡魔に襲われ薄れゆく意識の中、男は自分にそう言い聞かせた

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