洒落怖《ロングヘア》
タグ怖い話
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女性の髪をドアに挟んでいた。
車が発進した時に止めてもらいたくて叫んでいた。
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女性の髪をドアに挟んでいた。
車が発進した時に止めてもらいたくて叫んでいた。
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(よなかのえきまえでのはなし。)
夜中の駅前での話。
(おれがたくしーをとめてきゃくをまっていると、かみのながいおんながてをあげてのってきた。)
俺がタクシーを止めて客を待っていると、髪の長い女が手を挙げて乗ってきた。
(いきさきをきくと、このちかくにあるおてらまでとのことだ。)
行き先を聞くと、この近くにあるお寺までとの事だ。
(こんなじかんにひとりでおてらにいくおんななどすこしきみがわるかったが、)
こんな時間に一人でお寺に行く女など少し気味が悪かったが、
(おれはもくてきちまでおんなをおくりとどけた。)
俺は目的地まで女を送り届けた。
(しんぱいもきゆうにおわり、なにごともおこらずにおんなはきちんとりょうきんをはらいおりていった。)
心配も杞憂に終わり、何事も起こらずに女はきちんと料金を払い降りて行った。
(ところがほっとしたのもつかのま、たくしーをはっしんさせると、)
ところがホッとしたのも束の間、タクシーを発進させると、
(さっきのおんながすごいぎょうそうでおいかけてきた。)
さっきの女が凄い形相で追いかけてきた。
(おれはさいどみらーをみながらこわくなってもうすぴーどでおんなからにげた。)
俺はサイドミラーを見ながら怖くなって猛スピードで女から逃げた。
(おんなはこちらにむかってなにかさけんでいるようにみえた。)
女はこちらに向かって何か叫んでいるように見えた。
(すこしはしらせて、なんとかにげきれた。)
少し走らせて、なんとか逃げ切れた。
(おれはいっぷくしようとおもいしゃからふり、どあをみてこうかいした。)
俺は一服しようと思い車から降り、ドアを見て後悔した。