穢き世の美しき檻

(かごめ、かごめ)

「籠女、籠目」

(いやしきたみとつきのはざま)

賤しき民と月の狭間

(いつ、いつでやる)

「何時、何時出やる」

(きたなきよのうつくしきおり)

穢き世の美しき檻

(えいえんしゅゆいまかこいきつづける)

永遠/須臾/今/過去-生き続ける

(なにふじゆうないはこいりむすめ)

何不自由無い箱入り娘

(わがままとおしほうだいがしょきじょうたいまたたくま＞)

我侭通し放題が初期状態　瞬く間＞

(せんねんまんねん)

千年万年

(どうでもいいｄｉａｒｙ)

どうでもいいDiary

(さきにきたいあり)

先に期待在り

(いつもどおりたいくつに)

いつも通り退屈に

(もどりうごくきょうみほんい)

戻り動く興味本位

(ことのはじまり)

事の始まり

(わざわい)

災い

(きんだんのとびら)

禁断の扉

(あけたぱんどらのはこ)

開けたパンドラの箱

(きがつけばくらがりのなか)

気が付けば暗がりの中

(とじこめたのはたけづつのかご)

閉じ込めたのは竹筒の籠

(おとされたうまれかわり)

落とされた生まれ変わり

(なぜかおぼえてないことばかり)

何故か覚えてない事ばかり

(なくしたきおくはすでにしんでいた？)

無くした記憶は既に死んでいた？

(きたなきちじょう)

穢き地上

(ふしのしんでれら)

不死のシンデレラ

(かごめ、かごめ)

「籠女、籠目」

(いやしきたみにたいしうつくしきなんだい)

賤しき民に対し美しき難題

(さいどとうつきのひめ)

再度問う月の姫

(いつ、いつでやる)

「何時、何時出やる」

(きたなきよとしゃだんされたうつくしきおり)

穢き世と遮断された美しき檻

(もとつきのたみ)

元月の民

(ちじょうでのくらし)

地上での暮らし

(ねんげつもたてばのらりくらり)

年月も経てばのらりくらり

(つどうひとびとのさばり)

集う人々のさばり

(きくばり)

気配り

(ひぐらしなくきせつにきがかり)

ひぐらし鳴く季節に気掛かり

(おんとじょうなどほっとこう)

恩と情などほっとこう

(などとすめばみやこかきたなきところ)

などと住めば都か　穢き処

(すくないたいかんじかんのつぐないからさいかい)

少ない体感時間の償いから再会

(うらぎりきょうぼう)

裏切り共謀

(ふあんなむかしをわすれ)

不安な昔を忘れ

(ひとざとはなれくらしたしあわせ)

人里離れ暮らした幸せ

(うわさきいたうさぎかけこみ)

噂聴いた兎駆け込み

(はなしだしはんしんはんぎ)

話し出し半信半疑

(たどるみちすじふりかえり)

辿る道筋振り返り

(かこのきおくすべてよみがえり)

過去の記憶全て甦り

(またもくちずさむつみとばつが)

またも口ずさむ罪と罰が

(うちくだくはかげるつきのあした)

打ち砕くは陰る月の明日

(かごめ、かごめ)

「籠女、籠目」

(いやしきたみとつきのはざま)

賤しき民と月の狭間

(なんじ、いつでやる)

「何時、何時出やる」

(きたなきよのうつくしきおり)

穢き世の美しき檻

(かごめ、かごめ)

「籠女、籠目」

(いやしきたみにたいしうつくしきなんだい)

賤しき民に対し美しき難題

(さいどとうつきのひめ)

再度問う月の姫

(いつ、いつでやる)

「何時、何時出やる」

(きたなきよとしゃだんされたうつくしきおり)

穢き世と遮断された美しき檻

(ながくおわりえないえいやのとき)

永く終わりえない永夜の刻

(きたなきぞくせのうつくしきおり)

穢き俗世の美しき檻

(おおきなみっしつをつくりだして)

大きな密室を作り出して

(こわすひとつのかぎ)

壊す唯一の鍵

(みちにかきね)

道に垣根

(たまのきゃく)

たまの客

(いつつのなんだいをただゆめうつつにもはんかいとう)

五つの難題をただ夢現に模範解答

(くるおしいひかりのあめあられ)

狂おしい光の雨霰

(しんぎにかけあびたつきのどくけ)

真偽に欠け浴びた月の毒気

(とびかううつくしきたまのなかで)

飛び交う美しき弾の中で

(みつめるうしろのしょうめんはだれ？)

見つめる後ろの正面は誰？

(かごめ、かごめ)

「籠女、籠目」

(いやしきたみとつきのはざま)

賤しき民と月の狭間

(いつ、いつでやる)

「何時、何時出やる」

(きたなきよのうつくしきおり)

穢き世の美しき檻

(かごめ、かごめ)

「籠女、籠目」

(いやしきたみにたいしうつくしきなんだい)

賤しき民に対し美しき難題

(さいどとうつきのひめ)

再度問う月の姫

(いつ、いつでやる)

「何時、何時出やる」

(きたなきよとしゃだんされたうつくしきおり)

穢き世と遮断された美しき檻

(かごめ、かごめ)

籠女、籠目

(いつ、いつでやる)

何時、何時出やる

(かごめ、かごめ)

籠女、籠目

(いつ、いつでやる)

何時、何時出やる

(きたなきよのうつくしきおり)

穢き世の美しき檻