翡翠
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歌詞(問題文)
(きしむおとのかなでにたえきれず)
軋む音の奏でに耐え切れず
(きょりをつくるわたしをゆるさないでいい)
距離を作るわたしを許さないでいい
(あなたのやりかたでいい)
あなたのやり方でいい
(ふくれあがるうわべだけのうそで)
膨れあがる上辺だけの嘘で
(ほこりかばうあなたとわかっている)
誇り庇うあなたと分かっている
(いまはそのままでいたずらにいきて)
今はそのままで悪戯(いたずら)に生きて
(なにをほうむりてにしてのこせる)
何を葬り 手にして 残せる
(わたしのうでがもうすこしだけながく)
わたしの腕がもう少しだけ長く
(すべてをつつめたなら)
すべてを包めたなら
(ふあんをあせりをしこりをとりさる)
不安を焦りを痼(しこり)を取り去る
(まほうをかけてあげることもできた)
魔法を掛けてあげる事も出来た
(とおくへとびたつあたらしくひらいたとびらへ)
遠くへ翔び発つ 新しく開いた扉へ
(あなたはでていくまばゆいときのなかへ)
あなたは出ていく 眩い季節(とき)の中へ
(ゆるぎのないまっすぐなしせんで)
揺るぎのない まっすぐな視線で
(えものをまつするどいあなたのすがたを)
獲物を待つ鋭いあなたの姿を
(わたしはめざしておいかけたけれど)
わたしは目指して追いかけたけれど
(えだにわかれたたびじのむこうで)
枝に岐(わか)れた旅路の向こうで
(しずんだこころつくろいながらわらう)
沈んだ心 繕いながら笑う
(あなたのやせたほほに)
あなたの痩せた頬に
(とまどいひとみをそらしておいてく)
戸惑い 眸(ひとみ)を逸らして置いてく
(あきらめてしまったのはわたしだった)
諦めてしまったのは わたしだった
(いくつのであいをさよならでぬりかえるのだろう)
いくつの出会いを さよならで塗り替えるのだろう
(ちいさくうなずくわたしはただむりょくで)
小さく頷く わたしはただ無力で
(とおくへとびたつあたらしくひらいたとびらへ)
遠くへ翔び発つ 新しく開いた扉へ
(わかれのいたみをかがやくほうせきへとかえて)
別れの痛みを 輝く宝石へと変えて
(ふたりがかさねたひびをなくさないでいて)
ふたりが重ねた日々を失くさないでいて
(あなたがきえてくまばゆいときのなかへ)
あなたが消えてく 眩い季節(とき)の中へ
(きせきをえがくために)
軌跡を描くために