スシバーモノノアワレ

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「)」はShiftと9の位置
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ミッチャン | 7438 | 光 | 8.0 | 93.1% | 274.8 | 2206 | 162 | 53 | 2025/05/30 |
2 | ん | 2596 | E | 2.7 | 95.0% | 810.6 | 2221 | 116 | 53 | 2025/05/29 |
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問題文
(いぎりすでかつかれーといえばにっしきのかれーのことをさす。)
イギリスでカツカレーといえば日式のカレーのことを指す。
(そのはんいはひろくじゆうでいぎりすしんしのふところのふかさをおもいしらされる。)
その範囲は広く自由でイギリス紳士の懐の深さを思い知らされる。
(かれーうどんがかつかれーとよばれているのはまだましなほうで、)
カレーうどんがカツカレーと呼ばれているのはまだましな方で、
(すぱいしーでとろとろだったら、それすなわちかつかれーなのだ。)
スパイシーでトロトロだったら、それすなわちカツカレーなのだ。
(あんまりにほんじんもよそさまのこといえないので、これはなっとくするしかない。)
あんまり日本人もよそ様のこと言えないので、これは納得するしかない。
(なにがじぇんとるまんのきんせんにふれたのかわからないのだが、)
何がジェントルマンの琴線に触れたのかわからないのだが、
(これがちかごろすごいにんきなのだ。)
これが近頃すごい人気なのだ。
(よいことだとおもうが、しんこうせいりょくにわりをくってしまうきゅうらいせいりょくというものは、)
良いことだと思うが、新興勢力に割を食ってしまう旧来勢力というものは、
(いつのよもそんざいする。)
いつの世も存在する。
(わしのみせ「すしばーもののあわれ」もわりをくっていた。)
わしの店「スシバーモノノアワレ」も割を食っていた。
(むかしはよかった。)
昔は良かった。
(いぎりすじんのみかくは「あまい」「からい」「しかたない」の3つしかない、)
イギリス人の味覚は「甘い」「辛い」「しかたない」の3つしかない、
(とかいわれるが、じつはけっこうおいしいものもおおい。)
とか言われるが、実は結構おいしいものも多い。
(なかでもふぃっしゅ&ちっぷすがめいぶつなだけあってぎょかいるいのひんしつはいい。)
中でもフィッシュ&チップスが名物なだけあって魚介類の品質はいい。
(おそらくりゅうつうがしっかりしているのだろう。)
おそらく流通がしっかりしているのだろう。
(ほんかくてきなすしもだせるときづいたわしはいちばんのりではなかったものの、)
本格的な寿司も出せると気付いたわしは一番乗りではなかったものの、
(はやいだんかいでこのすしばーもののあわれをかいてんした。)
早い段階でこのスシバーモノノアワレを開店した。
(とうじ、すしばーはかせんじょうたいだった。)
当時、スシバーは寡占状態だった。
(ぼったくりでうったえられそうなかかくせっていでも、とぶようにうれた。)
ぼったくりで訴えられそうな価格設定でも、飛ぶように売れた。
(うれたのだ。)
売れたのだ。
(もうかるとわかれば、うごのたけのこのようにすしばーがはえてきた。)
儲かるとわかれば、雨後の筍のようにスシバーが生えてきた。
(うりあげがはんぶんになってもじゅうぶんやっていけるくらい、やっていけたのだ。)
売り上げが半分になっても十分やっていけるくらい、やっていけたのだ。
(だがこんかいはちょっとまずい。)
だが今回はちょっとまずい。
(さらにはんぶん、そんえきぶんきてんをわる。)
さらに半分、損益分岐点を割る。
(ほんとうにこまった。)
本当に困った。
(「で、このしんめにゅーかいぎっすか」)
「で、この新メニュー会議っすか」
(「そう、わたしたちはしんしによりそっていなかった」)
「そう、私たちはしんしに寄り添っていなかった」
((あ、これしんしとしんしにかけてたんだけど、)
(あ、これ真摯と紳士にかけてたんだけど、
(たぶんきづいてもらえなかった。))
多分気付いてもらえなかった。)
(「そっすね。こっちはまきものめいんっすもんね。)
「そっすね。こっちは巻物メインっすもんね。
(にぎりはしゅりゅうじゃないっすからね」)
握りは主流じゃないっすからね」
(そうすしばーもののあわれはにぎりをめいんとしたほんかくはなのだ。)
そうスシバーモノノアワレは握りをメインとした本格派なのだ。
(「まきものだったらていばんのかるふぉるにあろーるとか?」)
「巻物だったら定番のカルフォルニアロールとか?」
(「いや、いまさらだろう。もっとなにかあたらしいことをだね」)
「いや、今さらだろう。もっと何か新しいことをだね」
(「そういうのがくびしめてるんじゃないっすか?)
「そういうのが首絞めてるんじゃないっすか?
(なにかあんはあるんすか」)
何か案はあるんすか」
(ちょっとこのあるばいとくん、えらそうじゃない?)
ちょっとこのアルバイト君、偉そうじゃない?
(けっこうなじきゅうはらってるよ、わし。)
結構な時給払ってるよ、わし。
(「うーん、やっぱりいぎりすのでんとうによりそったようなもので、)
「うーん、やっぱりイギリスの伝統によりそったようなもので、
(それでいてあたらしく、かつりえきりつがたかいような」)
それでいて新しく、かつ利益率が高いような」
(「かねっすか、しゅせんどじゃないっすか」)
「金っすか、守銭奴じゃないっすか」
(「いや、かねはあとにまわそう。いぎりすのでんとうりょうり、このせんでいこう」)
「いや、金は後に回そう。イギリスの伝統料理、この線でいこう」
(「おれがこっちにりゅうがくきてからたべたでんとうりょうって、)
「俺がこっちに留学来てから食べた伝統料理って、
(やっぱふぃっしゅ&ちっぷすくらいっすよ。)
やっぱフィッシュ&チップスくらいっすよ。
(あ、あとうなぎのぜりーよせ。あれ、やります?」)
あ、あとうなぎのゼリー寄せ。あれ、やります?」
(「うなぎはかばやきがいいかな」)
「うなぎはかば焼きがいいかな」
(「っすよね。ああ、じゃあ、おちゃのじかんにでてくるあれ、どうすか?」)
「っすよね。ああ、じゃあ、お茶の時間に出てくるあれ、どうすか?」
(「それだ!」)
「それだ!」
(うすければうすいほどじょうひんだという。)
薄ければ薄いほど上品だという。
(だったらほそまきにしたてて、さわーくりーむはわさびに)
だったら細巻きに仕立てて、サワークリームはワサビに
(さっそくしさくひんをつくってみよう。)
早速試作品を作ってみよう。
((・・・・・・つくってるさいちゅうにきづいちゃったんだけどこれ))
(……作ってる最中に気づいちゃったんだけどコレ)
(「かっぱまきっすね」)
「かっぱ巻きっすね」