わたしの終末計画_4/5
自作小説
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ねね | 3375 | D | 3.4 | 97.3% | 594.6 | 2064 | 57 | 48 | 2026/07/06 |
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問題文
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(はいごをとりました。わたしはいま、きみょうなほどれいせいです。)
背後を取りました。わたしは今、奇妙なほど冷静です。
(つみきのしろをつくりあげるのにひつようなさんようそ。)
つみきの城を作り上げるのに必要な三要素。
(すなわち、ゆきちゃんほんにん。つみき。そしてこうげん、このみっつ。)
すなわち、ゆきちゃん本人。つみき。そして光源、この三つ。
(どれかがなくなればこのじどうきかいはとまるはずです。)
どれかがなくなればこの自動機械はとまるはずです。
(でんきがとまったこのへやのこうげんはまどからのゆうひだけ、ゆうひとつみきのあいだ、)
電気が止まったこの部屋の光源は窓からの夕日だけ、夕日とつみきの間、
(わたしのどすぐろいかげがながくのび、けんちくげんばをくらくそめあげます。)
私のどす黒い影がながく伸び、建築現場を暗く染め上げます。
(やっとゆきちゃんがくちをひらきます。けいかくどおりです。)
やっとゆきちゃんが口を開きます。計画通りです。
(「みえないよ」あたりまえです。そうしてるんだから。)
「みえないよ」あたりまえです。そうしてるんだから。
(でもゆきちゃんはそれっきり、こっちをみようともしやがりません。)
でもゆきちゃんはそれっきり、こっちを見ようともしやがりません。
(しかも、とまりません。みえないんだろ、くらいんだろうが。)
しかも、とまりません。見えないんだろ、暗いんだろうが。
(なになんだそのしゅうちゃく?そんなにだいじか?)
何なんだその執着? そんなに大事か?
(つみきにしっとしそうなじぶんがすごくなさけない。くじけそうだ。)
つみきに嫉妬しそうな自分がすごく情けない。くじけそうだ。
(「い、いつからきづいてたのかなぁ」)
「い、いつから気付いてたのかなぁ」
(あきらめない。あきらめるもんか。)
あきらめない。あきらめるもんか。
(「え?たぶんさいしょから」)
「え? たぶん最初から」
(だから、こっちみろって!とまれよ。)
だから、こっち見ろって! とまれよ。
(きづいてるんだったらあいてしてよ。)
気付いてるんだったら相手してよ。
(「ずっと、ほしかったんだ。)
「ずっと、欲しかったんだ。
(いつも、まひるがいてくれてさびしくはなかったけど、それでもやっぱりずっと・・・・・・)
いつも、まひるが居てくれて寂しくはなかったけどそれでもやっぱりずっと……
(もうすこしでできあがるから、そしたらいっしょにごはんたべよっか)
もう少しで出来上がるから、そしたら一緒にご飯食べよっか
など
(さいごのばんさんはろくでもなかった。)
最後の晩餐はろくでもなかった。
(ゆきちゃんには、せいかつりょくというものがかけているとおもう。)
ゆきちゃんには、生活力というものが欠けていると思う。
(こーひーとびすけっとさんまい、いじょう。おわり。)
コーヒーとビスケット三枚、以上。おわり。
(おやつじゃないよ。しょうがいさいごのしょくじだよ。)
おやつじゃないよ。生涯最後の食事だよ。
(さんざんやさがししてこれだよ。)
さんざん家捜ししてこれだよ。
(きまぐれふるこーすのはずがこれだよ。)
気まぐれフルコースのはずがこれだよ。
(それでもゆきちゃんはにこにこわらってた。)
それでもゆきちゃんはにこにこ笑ってた。
(うれしいのか?つみきのしろがかんせいしたの、そんなにうれしいのか?)
嬉しいのか? つみきの城が完成したの、そんなに嬉しいのか?
(いけない、はやくきどうしゅうせいしないと)
いけない、はやく軌道修正しないと
(わたしのしゅうまつけいかくが・・・・・・ておくれなきがするね。)
わたしの終末計画が……手遅れな気がするね。
(いや、これはもうてのほどこししようがないね。)
いや、これはもう手の施しようがないね。
(あは、もうどうにでもなぁれ。)
あは、もうどうにでもなぁれ。
(いいんだ。なにやってもこうかいするじかんなんてないんだからさ。)
いいんだ。何やっても後悔する時間なんてないんだからさ。
(「だいじなおはなしがあります。まずは、これをみてください」)
「大事なお話があります。まずは、これを見てください」
(あの、おとめのくちではくちにだすのもはばかられる、)
あの、乙女の口では口に出すのもはばかられる、
(それでいてわたしのしゅうまつけいかくにいろどりをそえるはずのいっぴんが)
それでいてわたしの終末計画に彩りを添えるはずの一品が
(はいったかみぶくろをゆきちゃんにわたします。)
入った紙袋をゆきちゃんに渡します。
(「あかるいかぞくけいかく?」)
「明るい家族計画?」
(しまった、こごというてがあったか。)
しまった、古語という手があったか。
(ずっとこんどーx、xんどーむってあたまのなかでれんこしてたよ。)
ずっとコンドーx、xンドームって頭の中で連呼してたよ。
(おとめだいなしだよ。)
乙女台無しだよ。
(「でもさ、つきもおちるし、もういみないきがするんだけど」)
「でもさ、月も落ちるし、もう意味ない気がするんだけど」
(ああじゅうかげつかかるんだっけ?きづいてませんでした。)
ああ十か月かかるんだっけ? 気付いてませんでした。
(ばかってしなないとなおんないらしいね。)
バカって死なないと直んないらしいね。
(あと、すこしはてれろ。のびるのびるってあそぶな。)
あと、少しは照れろ。伸びる伸びるって遊ぶな。
(「まひる、これしかこうかんしてないの?)
「まひる、これしか交換してないの?
(じゃあはいきゅうふだまだあまってるよね。もういっかい、はいきゅうじょいってみようよ」)
じゃあ配給札まだ余ってるよね。もう一回、配給所行ってみようよ」
(あの、わたしのとってもだいじなおはなしするーですか?)
あの、わたしのとっても大事なお話スルーですか?