わたしの終末計画_5/5
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(まちはまっくらで、よぞらのはしからはしまでとどくようなみかづきだけが)
町は真っ暗で、夜空の端から端まで届くような三日月だけが
(わたしたちをてらしていた。)
わたし達を照らしていた。
(つきにわらわれてるきがする。)
月に笑われてる気がする。
(はいきゅうじょではまだひるまのしょくいんさんががんばってた。)
配給所ではまだ昼間の職員さんが頑張ってた。
(ほんとにこのひとこれでいいのか?)
ほんとにこの人これでいいのか?
(よそさまのこといえるみぶんじゃないけどさ。)
他所様のこと言える身分じゃないけどさ。
(ゆきちゃんはためてるときあれだけさんざんばかにしたくせに、)
ゆきちゃんは貯めてる時あれだけさんざんバカにしたくせに、
(わたしのはいきゅうふだとりあげてしょくいんさんとはなしてる。)
わたしの配給札取り上げて職員さんと話してる。
(しぜんとすみっこでひざをかかえて「かいおきあるもんねのうた」)
自然とすみっこでひざを抱えて『買い置きあるもんねの唄』
(もちろんにたんちょうばーじょんをくちずさんでしまう。)
もちろんニ短調バージョンを口ずさんでしまう。
(じんるいさいごのめいきょくかもしれない。)
人類最後の名曲かもしれない。
(かいおきあってもむだだったんだけどね。)
買い置きあっても無駄だったんだけどね。
(なんとこうかんしたのかじょうきげんなゆきちゃんにてをひかれてふりだしにもどる。)
何と交換したのか上機嫌なゆきちゃんに手を引かれてふりだしに戻る。
(なんだろうなみだって、うれしいときだけじゃなくって、)
何だろう涙って、うれしい時だけじゃなくって、
(かなしいときにもでてきたがるらしいよ。)
悲しい時にも出てきたがるらしいよ。
(いや、なかないよもうこどもじゃないんだからさ。)
いや、泣かないよもう子供じゃないんだからさ。
(ろうそくのあかりでみるつみきのしろは)
ろうそくの明かりで見るつみきの城は
(なんだかげんそうてきでそうごんで、かんせいされたものだけがもつことがゆるされた)
なんだか幻想的で荘厳で、完成されたものだけが持つことが許された
(いだいさのようなものがかんじられる。)
偉大さのようなものが感じられる。
(あぁ、ぶちこわしたい。)
あぁ、ぶち壊したい。
など
(どうせもうすぐそらおちてくるんだから、)
どうせもうすぐそら落ちてくるんだから、
(いっそこのてでうらみをはらしたい。)
いっそこの手で恨みを晴らしたい。
(「これなんだかわかる?」)
「これなんだかわかる?」
(ばかにしすぎ、さぐらだ・ふぁみりあくらいしってる。)
バカにしすぎ、サグラダ・ファミリアくらい知ってる。
(「うん。にほんごだとね、せいかぞくきょうかいっていうんだ。)
「うん。日本語だとね、聖家族教会って言うんだ。
(ずっとほしかったんだ。あこがれてた。かぞくってものに」)
ずっと欲しかったんだ。あこがれてた。家族ってものに」
(ゆきちゃんはぽけっとからゆびわをとりだした。)
ゆきちゃんはポケットから指輪を取り出した。
(「はいきゅうじょのおじさんにおまけしてもらっちゃった」)
「配給所のおじさんにおまけしてもらっちゃった」
(よけいなじょうほうはいらないって。)
余計な情報は要らないって。
(「えっと、もし、いやじゃなかったら。ぼくとけっこんしてください」)
「えっと、もし、嫌じゃなかったら。僕と結婚してください」
(あほのこだ。かんぜんにむいみじゃん。)
アホの子だ。完全に無意味じゃん。
(さいしょからかぞくみたいなもんでしょ。)
最初から家族みたいなもんでしょ。
(それにもうじかんないよ。すぐおわっちゃうよ。)
それにもう時間ないよ。すぐ終わっちゃうよ。
(そらおちてきちゃうよ。)
そら落ちてきちゃうよ。
(そらはいがいとゆっくりとおちてきた。)
そらは意外とゆっくりと落ちてきた。
(ひざまずいたゆきちゃんが、わたしのゆびに)
跪いたゆきちゃんが、わたしの指に
(ぶかぶかのゆびわをおさめるよりゆっくりと。)
ぶかぶかの指輪を納めるよりゆっくりと。
(わたしにふれるゆきちゃんのくちびるよりゆっくりと。)
わたしに触れるゆきちゃんの唇よりゆっくりと。
(わたしのほおをつたうなみだよりも、ずっと、ずっとゆっくりと。)
わたしの頬を伝う涙よりも、ずっと、ずっとゆっくりと。