東京メトロ9000系(9111)
東京メトロ9000系。C編成。2次車。
営団9000系は1990年に登場した通勤電車。5次車で編成形態を一部変更。9300形(M2。)に代わり新区分形式となる9400形(簡易運転台付きT車。)を新製し、MT比は完全な3M3T構成。走行機器は主電動機出力や歯車比については従来車と同一だが、機器類は10000系の仕様が採り入れられ設計変更が加えられている。主回路は三菱2レベルIGBT-VVVFインバータ(PGセンサレスベクトル制御、純電気ブレーキ対応。)、電動機制御は1C4M1群、2群構成。歯車比は従来車と同様だが、10000系で採用した新設計の駆動装置を使用し、振動と騒音の低減、保守性の向上を図っている。補助電源装置は東芝の240kVA出力の静止形インバータ (SIV。)(三相交流440V出力。)、空気圧縮機はレシプロ式から低騒音、保守性に優れた一体箱形状のスクロール式に変更。(三菱電機製、MBU331C。)。台車は走行安全性向上や輪重調整作業などの保守性向上を目的に住友金属工業モノリンク式台車であるFS777A形に変更。(10000系が装備するFS777形と基本設計は同一であるが、サフィックスが追加されている。)南北線では初のボルスタ付台車。パンタグラフは菱形からシングルアーム式に変更し、一編成当たり3基搭載。ただし、5次車ならびに一部の初期車両で施工したゴム製の床敷物は、本来はアルミ材を敷いた上でゴム製の床敷物を貼り付けるものだが、現車ではアルミ材が敷かれておらず、鉄道車両の火災対策基準を満たさないせいか、国土交通省より改善指示が出されている。また、外観や内装も4次車までの仕様を変更、相違点もある。2次車には1次・2次車、いわゆる、B編成と全車新造車編成のC編成がある。川崎、日車で製造。全車新造車編成は日車、2次車の新造された2号車~7号車は川崎で製造。全車新造車編成の9111も8両化の対象で、川崎車両で6次車を新製、増結となる見込み。
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