ワープロ速度練習6「ダーウィン」

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プレイ回数4876難易度(5.0) 2727打 長文
総打鍵数2500字程度の長文タイピングです。前半は数字率高め。
ワープロ大会の過去問から一部を抜粋させていただきました。

【更新メモ】2017/02/16
No.36の誤字を修正
No.40の脱字を修正

ワープロ練習6「ダーウィン」shortverはこちらから
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順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 コルベ 4455 C+ 4.7 93.6% 562.7 2688 181 42 2024/03/30
2 ねね 4318 C+ 4.4 97.9% 621.1 2740 58 42 2024/03/08

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問題文

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(1809ねん、だーうぃんはいぎりすにそふとちちがいしである)

1809年、ダーウィンはイギリスに祖父と父が医師である

(ゆたかないえにうまれた。きょうみのあることにはいっしょうけんめいになるこどもで)

豊かな家に生まれた。興味のあることには一生懸命になる子供で

(しゅういからはかわりものとされていた。だがしかし、かれはだいがくにすすみ)

周囲からは変わり者とされていた。だがしかし、彼は大学に進み

(しょくぶつがくやちしつがくをまなびけんきゅうのきそをきずいた。)

植物学や地質学を学び研究の基礎を築いた。

(1831ねん、かれはみなみはんきゅうをこうかいしみなみあふりかのちしつやしょくぶつのかんさつをつづけ)

1831年、彼は南半球を航海し南アフリカの地質や植物の観察を続け

(せいぶつしんかのかくしんをえてきこくし、1859ねんにかれは「しゅのきげん」をはっぴょうした。)

生物進化の確信を得て帰国し、1859年に彼は「種の起源」を発表した。

(そのなかでかれはせいぶつのたようせいとそのりゆうについてあたらしいかんがえ(しんかろん))

その中で彼は生物の多様性とその理由について新しい考え(進化論)

(をとなえた。そのかんがえはいまでもうけつがれている。)

を唱えた。その考えは今でも受け継がれている。

(そのだーうぃんは、ねっしんなしゅうしゅうかでもあったらしい。)

そのダーウィンは、熱心な収集家でもあったらしい。

(「しゅうしゅう」はかれにとってしょうがいのしゅみであり、またしごとでもあった。)

「収集」は彼にとって生涯の趣味であり、また仕事でもあった。

(かれはようしょうじだいにかいがら、ふうとうのしーる、いしころなどたくさんのものをあつめたという。)

彼は幼少時代に貝殻、封筒のシール、石ころなど沢山の物を集めたという。

(その「しゅうしゅう」はなみのしゅうしゅうかのそれをりょうがしていた。)

その「収集」はなみの収集家のそれを凌駕していた。

(だーうぃんのみうちにしゅうしゅうをしゅみとするじんぶつがいないことからみて)

ダーウィンの身内に収集を趣味とする人物がいないことから見て

(このしゅみはじぶんのうまれつきのものであったとかれはいう。)

この趣味は自分の生まれつきのものであったと彼は言う。

(にんげんはおおかれすくなかれこれくたーのけいこうをもっているというのが)

人間は多かれ少なかれコレクターの傾向を持っているというのが

(わたしのけんかいであるが、そもそもにんげんにとってこれくしょんとはなんなのか。)

私の見解であるが、そもそも人間にとってコレクションとは何なのか。

(わたしのしりあいにななさいのおんなのこがいる。かのじょのしゅみはみちばたにころがっている)

私の知り合いに七歳の女の子がいる。彼女の趣味は道端に転がっている

(いしころをあつめることだ。かのじょはそれをきれいにあらいだいじにしまっている。)

石ころを集めることだ。彼女はそれを綺麗に洗い大事にしまっている。

(いったいなぜ、このようなことをするのだろうか。しょうねんしょうじょは)

いったい何故、このようなことをするのだろうか。少年少女は

(どんなおもいをこめ、いしころやかいがらをあつめているのだろうか。)

どんな思いをこめ、石ころや貝殻を集めているのだろうか。

など

(ものをあつめるというのは、いうなればせかいをほんのすこしばかりきりとって)

物を集めるというのは、いうなれば世界をほんの少しばかり切り取って

(じぶんのものにすることである。そのかけらをしょゆうすることにより)

自分のものにすることである。そのかけらを所有することにより

(まんぞくし、こころをおちつかせることができる。)

満足し、心を落ち着かせることが出来る。

(あるいは、これくしょんとはせかいにちつじょをみつけようとするこころみであるとも)

あるいは、コレクションとは世界に秩序を見つけようとする試みであるとも

(いえる。このよになじみがなく、そのふかかいさにあっとうされるばかりのこどもは)

言える。この世に馴染みがなく、その不可解さに圧倒されるばかりの子供は

(じぶんなりによのなかをしろうとする。みちはきょうふをよぶが、しることにより)

自分なりに世の中を知ろうとする。未知は恐怖を呼ぶが、知ることにより

(あんしんできるのだ。しょうねんしょうじょがいしころをあつめることは、せかいのちつじょをしること)

安心できるのだ。少年少女が石ころを集めることは、世界の秩序を知ること

(とどういぎなのだ。そういうめでこどもをかんさつし、かんがえてみると)

と同意義なのだ。そういう目で子供を観察し、考えてみると

(これくしょんにはきょういくてきなはたらきがあるということがわかるはずだ。)

コレクションには教育的な働きがあるということが分かるはずだ。

(だーうぃんはははおやをはっさいのときにうしない、そのごはちちおやのもとでそだてられた。)

ダーウィンは母親を八歳のときに失い、その後は父親の下で育てられた。

(しかしちちおやはみずからうまれつきのけいこうとしょうするこれくしょんをひょうかすることは)

しかし父親は自ら生まれつきの傾向と称するコレクションを評価することは

(なかった。それどころかちちおやはだーうぃんのこれくしょんを)

なかった。それどころか父親はダーウィンのコレクションを

(「おまえはしゃげきと、いぬやねずみをとることいがいなにもしない。そんなことを)

「お前は射撃と、犬やネズミを取ること以外何もしない。そんなことを

(つづけていれば、おまえじしんでなくかぞくのはじとなる」としかられたことが)

続けていれば、おまえ自身でなく家族の恥となる」と叱られた事が

(じでんにしるされている。だーうぃんのちちおやとしてはこんなむすこが)

自伝に記されている。ダーウィンの父親としてはこんな息子が

(れきしになをのこすほどのいだいながくしゃになるとはかんがえもしなかっただろう。)

歴史に名を残すほどの偉大な学者になるとは考えもしなかっただろう。

(たしかにかれは「たいきばんせい」たいぷのにんげんだ。しかしそれはしょうがいのおわりに)

確かに彼は「大器晩成」タイプの人間だ。しかしそれは生涯の終わりに

(ようやくはんめいすることであって、こどもじだいでそのことがわかるはずもなく)

ようやく判明することであって、子供時代でそのことが分かるはずもなく

(ちちおやがだーうぃんをしかるのはむりのないことなのかもしれない。)

父親がダーウィンを叱るのは無理のないことなのかもしれない。

(しかし、このよにはこれくしょんのみならずおもわぬところにせいちょうのひんとが)

しかし、この世にはコレクションのみならず思わぬ所に成長のヒントが

(かくされているものだ。あたりまえのことをばかにせず、ほんしつをみきわめることが)

隠されているものだ。当たり前のことを馬鹿にせず、本質を見極めることが

(みずからのじんせいをゆたかにするためにたいせつなかぎとなるのかもしれない。)

自らの人生を豊かにするために大切な鍵となるのかもしれない。

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