王子とこじき 38
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | berry | 7368 | 光 | 7.5 | 98.2% | 415.4 | 3116 | 55 | 61 | 2026/02/22 |
| 2 | HAKU | 7328 | 光 | 7.6 | 96.4% | 413.2 | 3142 | 114 | 61 | 2026/02/24 |
| 3 | りく | 6012 | A++ | 6.1 | 97.3% | 515.9 | 3189 | 87 | 61 | 2026/03/02 |
| 4 | いんちき | 6009 | A++ | 6.3 | 95.5% | 498.7 | 3143 | 146 | 61 | 2026/03/02 |
| 5 | なお氏 | 5809 | A+ | 6.1 | 95.2% | 511.1 | 3125 | 156 | 61 | 2026/02/21 |
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問題文
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(あれやこれやかんがえているうちに、えどわーどはよなかでもとつぜん)
あれやこれや考えているうちに、エドワードは夜中でも突然
(おおきなこえをだしたり、ひるまでもあしぶみして、ろうやのこうしにしがみついたりした。)
大きな声を出したり、昼間でも足踏みして、牢屋の格子にしがみついたりした。
(こんなふうになってしまったえどわーどを、まるでははおやのように)
こんなふうになってしまったエドワードを、まるで母親のように
(いつもやさしくなぐさめてくれたのは、ふたりのおんなのしゅうじんだった。)
いつも優しく慰めてくれたのは、二人の女の囚人だった。
(「そなたたちは、なんのつみでここへはいったのだ?」)
「そなたたちは、何の罪でここへ入ったのだ?」
(「はい。わたしたちは、いまはゆるされていないきりすときょうをしんじていたからです」)
「はい。私たちは、今は許されていないキリスト教を信じていたからです」
(「きりすときょうにも、ふたつもみっつもあるのか」)
「キリスト教にも、二つも三つもあるのか」
(えどわーどは、そのことをはじめてしったのだ。)
エドワードは、そのことを初めて知ったのだ。
(「どのきりすときょうであれ、かみをしんじるのはおなじだろうに、)
「どのキリスト教であれ、神を信じるのは同じだろうに、
(もし、わたしがこくおうにもどったらかならずそんなつみはなくしてやるぞ。)
もし、私が国王に戻ったら必ずそんな罪はなくしてやるぞ。
(おまえたちのしんせつをうけたことを、わたしはけっしてわすれるものか」)
おまえたちの親切を受けたことを、私は決して忘れるものか」
(だが、ふたりのおんなは、ただびっくりするばかりだったが、)
だが、二人の女は、ただびっくりするばかりだったが、
(それでも、えどわーどのなんともいえないひとがらのよさにうたれたようだった。)
それでも、エドワードの何とも言えない人柄の良さにうたれたようだった。
(さて、あくるあさめをさますと、ふたりのおんなのすがたがみえなかった。)
さて、あくる朝目を覚ますと、二人の女の姿が見えなかった。
((ああ、ふたりともろうやからだされたのだな。よかった、よかった))
(ああ、二人とも牢屋から出されたのだな。よかった、よかった)
(えどわーどはほっとした。そしてふたりが、いつかおもいだしてくれるように)
エドワードはほっとした。そして二人が、いつか思い出してくれるように
(じぶんのふくからきりとったちいさなきれを、)
自分の服から切り取った小さなきれを、
(えどわーどのうわぎにぴんでとめてあるのにきがついた。)
エドワードの上着にピンでとめてあるのに気がついた。
(えどわーどはむねがあつくなった。)
エドワードは胸が熱くなった。
(きゅうでんにかえったら、すぐにあのやさしいふたりをさがして、)
宮殿に帰ったら、すぐにあの優しい二人を探して、
など
(てあつくあつかってやろうとおもった。)
手厚く扱ってやろうと思った。
(そのとき、ろうやのばんにんがしゅうじんぜんぶに、なかにわにでるようにめいじたので)
その時、牢屋の番人が囚人全部に、中庭に出るように命じたので
(ふたりもほかのしゅうじんとおなじように、ぞろぞろとそとへでた。)
二人もほかの囚人と同じように、ぞろぞろと外へ出た。
(ありがたいことにそらははれていて、なんにちぶりかで、ひのひかりにあたることができた)
ありがたいことに空は晴れていて、何日ぶりかで、日の光に当たることができた
(ところが、めにはいったのはなかにわのまんなかにたったにほんのふといはしらだった。)
ところが、目に入ったのは中庭のまんなかに立った二本の太い柱だった。
(そしてそこには、ゆうべまでいっしょだったふたりのおんなのしゅうじんがしばりつけられていた。)
そしてそこには、夕べまで一緒だった二人の女の囚人が縛り付けられていた。
((なんだ。じゆうにされたとばかりおもっていたのに・・・)
(なんだ。自由にされたとばかり思っていたのに・・・
(なんてひどいことをするのだ。あんないいひとたちに、むちうちのばつをあたえるとは。)
なんて酷いことをするのだ。あんないい人たちに、むち打ちの罰を与えるとは。
(しかも、しんこうだけのりゆうじゃないか。ここは、きりすときょうをしんじる)
しかも、信仰だけの理由じゃないか。ここは、キリスト教を信じる
(いぎりすだというのに、どのきりすときょうがいけないのなんのと)
イギリスだというのに、どのキリスト教がいけないのなんのと
(あきれはてたことだ。だが、まいるすへんどんもいってくれた。)
あきれ果てたことだ。だが、マイルス・ヘンドンも言ってくれた。
(わたしがこくおうになるひもちかい。そうしたら、こういうばかなほうりつは)
私が国王になる日も近い。そうしたら、こういう馬鹿な法律は
(かならずやめさせるぞ))
必ずやめさせるぞ)
(やがて、おおきなとびらからはむらびとがなだれこんだ。)
やがて、大きな扉からは村人がなだれこんだ。
(むらびとたちは、わいわいとおおさわぎをはじめた。)
村人たちは、わいわいと大騒ぎを始めた。
(そのうち、さわぎのわけがえどわーどにもわかった。)
そのうち、騒ぎのわけがエドワードにも分かった。
(ふたりのおんなのひとをしばりつけたはしらのしたに、まきをたくさんつみかさねはじめたのだ。)
二人の女の人を縛り付けた柱の下に、薪をたくさん積み重ね始めたのだ。
((むちでうたれるんじゃない。ひあぶりにされるのだ))
(鞭で打たれるんじゃない。火あぶりにされるのだ)
(えどわーどのちはこおりついた。)
エドワードの血は凍り付いた。
(そのとき、むらびとのむれのなかからかわいいおんなのこがふたり)
その時、村人の群れの中から可愛い女の子が二人
(「おかあちゃん・・・おかあちゃんよう・・・」とさけびながら)
「おかあちゃん・・・おかあちゃんよう・・・」と叫びながら
(とびだしてきたのだ。しかし、もうそのときはまきにひがつけられて)
飛び出してきたのだ。しかし、もうその時は薪に火がつけられて
(けむりがあがっていた。)
煙が上がっていた。
(とびつくようにして、やくにんがひとりだけだきとめた。)
とびつくようにして、役人が一人だけ抱き留めた。
(もうひとりのおんなのこは、もうまきにしがみついて)
もう一人の女の子は、もう薪にしがみついて
(「しにたいよう・・・おかあちゃんとしにたいよう」とよじのぼりかけた。)
「死にたいよう・・・おかあちゃんと死にたいよう」とよじ登りかけた。
(こっちはむらびとがつかまえて、やっとたすけることができた。)
こっちは村人が捕まえて、やっと助けることができた。
(ひはめらめらともえあがって、まっかなほのおはたちまち)
火はめらめらと燃え上がって、真っ赤な炎はたちまち
(ふたりのおんなのひとをかくしてしまった。)
二人の女の人を隠してしまった。
(おんなのこたちはなきさけび、けもののようにあばれるのを)
女の子たちは泣き叫び、獣のように暴れるのを
(むらびとたちはだきとめるのが、せいいっぱいだったのである。)
村人たちは抱き留めるのが、精一杯だったのである。
(えどわーどは、めになみだをいっぱいためていたが)
エドワードは、目に涙をいっぱいためていたが
(もうなにもかもみていられなかった。)
もう何もかも見ていられなかった。
(あついいしのかべにむかいあって、しゃくりあげながらこうおもった。)
厚い石の壁に向かい合って、しゃくりあげながらこう思った。
((このことは、けっしてわすれないぞ。どんなことがあってもわすれまい。)
(このことは、決して忘れないぞ。どんなことがあっても忘れまい。
(ああ、めがなかったらこんなおそろしいものをみなくてすんだものを))
ああ、目がなかったらこんな恐ろしいものを見なくてすんだものを)
(それから、こうもこころにきめた。)
それから、こうも心に決めた。
((わたしがこくおうになったときは、こんなむごたらしいばつは)
(私が国王になった時は、こんなむごたらしい罰は
(きっときっと、やめさせるのだ。このあいだのさいばんといい、こんどのひあぶりといい)
きっときっと、やめさせるのだ。この間の裁判といい、今度の火あぶりといい
(このいぎりすじゅうにはほうっておけないわるいことが、いっぱいだ。)
このイギリス中には放っておけない悪い事が、いっぱいだ。
(わたしはかみにちかってこうしたことをなくそう))
私は神に誓ってこうしたことをなくそう)