【意味怖】刑務官 *概要欄に解説

もう一度押すように指示が出たということは、
執行がされなかったということになる。
つまり、語り手が「執行ボタン」だった。
語り手は100%執行したくないと思い不正をしたが、
逆に100%自分が執行することになった。
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ゆあん | 2506 | E | 2.6 | 95.8% | 449.3 | 1177 | 51 | 27 | 2025/10/23 |
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問題文
(ぼくはけいむかんをしているのだがうえからのめいれいでしっこうたんとうになった)
僕は刑務官をしているのだが、上からの命令で執行担当になった。
(しけいしっこうのときにぼたんをおすあれだ)
死刑執行の時にボタンを押す、あれだ。
(ほんとうにかんべんしてほしい)
本当に勘弁してほしい。
(しっこうたんとうのことをわるくいうわけではないのだがぼくにはむりだというはなし)
執行担当のことを悪く言うわけではないのだが、僕には無理だという話。
(ぼたんは5こあってだれがしっこうぼたんをおしたかわからないしくみ)
ボタンは5個あって、誰が執行ボタンを押したか分からない仕組み。
(なのだがやっぱりぼくにはにがおもい)
なのだが…、やっぱり僕には荷が重い。
(ひとのいのちをうばってしまったとかんがえるとかのうせいであってもたえられない)
人の命を奪ってしまったと考えると、可能性であっても耐えられない。
(どうしてこんなやくにあたってしまうかな)
どうしてこんな役に当たってしまうかな…。
(なんとかかわってもらえないかとおもいどうりょうにたのんでみたけどだめだった)
なんとか代わってもらえないかと思い、同僚に頼んでみたけどダメだった。
(こうなったらとうじつはたいちょうふりょうでやすむしかないとおもっていたら)
こうなったら、当日は体調不良で休むしかないと思っていたら
(じょうしにとうじつやすんだらどうなるかわかるなとねんをおされてしまった)
上司に「当日、休んだらどうなるか分かるな?」と念を押されてしまった。
(てあてもでるしなんならおれがしばらくばんめしをおごってやるからとじょうしにはいわれた)
手当も出るし、何なら俺がしばらく晩飯を奢ってやるからと上司には言われた。
(ぎゃくにぼくがおごるからかわってほしいくらいだ)
逆に僕が奢るから代わってほしいくらいだ。
(しっこうのひはいっすいもできなかった)
執行の日は、一睡もできなかった。
(うとうとしてはじぶんがおしたぼたんでしっこうされるというゆめをみておきる)
ウトウトしては、自分が押したボタンで執行されるという夢を見て起きる。
(ほんとうにぼくはきがちいさい)
本当に僕は気が小さい。
(よくけいむかんになれたもんだとじぶんでもおもう)
よく刑務官になれたもんだと自分でも思う。
(そしてとうじつ)
そして、当日。
(ぎりぎりのところでぼくはあることをひらめいた)
ギリギリのところで、僕はあることをひらめいた。
(それはおしたふりをするというものだ)
それは「押したフリ」をするというものだ。
(そうすれば、ぼくはかくじつにしっこうしたことにならない)
そうすれば、僕は確実に執行したことにならない。
(よかったさすがぼくないすだぼく)
良かった、さすが僕、ナイスだ僕。
(ぎりぎりでないすなめいあんがうかぶなんて)
ギリギリでナイスな名案が浮かぶなんて。
(じぶんでじぶんをほめてやりたい)
自分で自分を褒めてやりたい。
(そしてついにぼたんをおすようにあいずがでる)
そして、ついにボタンを押すように合図が出る。
(ぼくはぼたんをおしたふりをした)
僕はボタンを押したフリをした。
(するともういっかいおすようにしじがでた)
すると、もう一回押すように指示が出た。