207系0番台(Z1)
207系0番台。新製時から4両編成。
207系は1991年に登場したJR西日本の直流通勤形電車。JR西日本の207系0番台において安全回路(断流器)が頻繁に作動する主な原因はPTr-VVVFインバータ制御装置の経年劣化や過負荷に関連することが一般的である。207系0番台特有の事象や背景として、以下の点が挙げられる。制御装置(PTr-VVVF)の特性と劣化。素子の限界:207系0番台はJR西日本で初めてVVVFおよびパワートランジスタ素子を採用したVVVFインバータ制御車。この古い世代の素子は後年のGTO、IGBT素子と比較して熱や過電流への耐性が低いせいか、経年劣化により誤作動や保護回路の動作を招きやすくなる。断流器(LB)の開放:モーターや制御装置に異常な過電流が流れた際、機器を保護するために安全回路が働き、断流器を強制的に開放して電流を遮断する。これが、断流器が落ちる現象である。 空転、滑走による負荷。高加減速運用:207系は起動加速度2.7km/h/s、最高時速120km/hという高い性能を持ち、駅間が短い区間でも頻繁にフルパワーでの加減速を行う。雨天時などで車輪が空転、滑走すると、モーターに急激な負荷変動が生じ、保護回路が過電流と検知して断流器が作動することがある。後の207系1000番台では一般的なGTO、体質改善工事、207系2000番台ではIGBTに変更。1000番台の製造終了から年月が経過していたため、223系2000番台のシステムを採り入れ、新造時からIGBT素子のVVVFインバータ(WPC13)を搭載。 207系は網干総合車両所明石支所に所属し、JR神戸、京都線の京阪神緩行線やJR東西線、福知山線、学研都市線、大和路線、和田岬線などで運行。207系の運用は和田岬線以外は321系と共通での運行。Z1は2017年02月13日に体質改善工事を施工。
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