保育園 -4-

背景
投稿者投稿者蛍☆いいね0お気に入り登録
プレイ回数30順位2142位  難易度(5.0) 3226打 長文 長文モードのみ
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
cicciさんのアカウント
https://typing.twi1.me/profile/userId/130158
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 HAKU 7670 7.9 96.9% 406.9 3221 100 62 2026/03/20

関連タイピング

問題文

ふりがな非表示 ふりがな表示
(だいどころをひっくりかえすようなそうぞうしさにくしょうしていると、) 台所をひっくり返すような騒々しさに苦笑していると、 (はっとりさんがきーをたたくてをとめ、ぼそりとつぶやいた。) 服部さんがキーを叩く手を止め、ぼそりと呟いた。 (「かのじょは、このしごとにむいてない」) 「彼女は、この仕事に向いてない」 (はっとりさんからぼくらにはなしかけてくることじたいまれなので、) 服部さんから僕らに話しかけてくること自体まれなので、 (このへやにほかにだれかいるのかといっしゅんきょろきょろしそうになったが、) この部屋に他に誰かいるのかと一瞬キョロキョロしそうになったが、 (どうやらやはりぼくにきこえるようにいったらしい。) どうやらやはり僕に聞こえるように言ったらしい。 (「たんていには」) 「探偵には」 (そうほそくしてから、はっとりさんはまたきーをいっていのりずむでたたきはじめる。) そう補足してから、服部さんはまたキーを一定のリズムで叩き始める。 (じぶんのししょうがばかにされたというのに、ぼくはなぜかはらがたたなかった。) 自分の師匠が馬鹿にされたというのに、僕は何故か腹が立たなかった。 (ただはっとりさんがどうしていまさらそんなことをくちにするのか、) ただ服部さんがどうして今さらそんなことを口にするのか、 (そのことをきみょうにおもっただけだった。) そのことを奇妙に思っただけだった。 (「でも、はっとりさんだっていっしょにしごとしたことあるでしょう。) 「でも、服部さんだって一緒に仕事したことあるでしょう。 (ぼくはあのひと、すごいとおもいますけど」) 僕はあの人、凄いと思いますけど」 (いちおうはんろんしてみる。) 一応反論してみる。 (たしかにししょうはおかるとがらみのいらいせんもんなので、どうしてもほんらいのこうしんじょの) 確かに師匠はオカルト絡みの依頼専門なので、どうしても本来の興信所の (ぎょうむとはことなるしゅほうをとることがおおいが、そのはしばしでみせるはっそうやすいりりょくの) 業務とは異なる手法をとることが多いが、その端々で見せる発想や推理力の (さえは、たんていとしてもぼんようではないとじゅうぶんにおもわせるものだったはずだ。) 冴えは、探偵としても凡庸ではないと十分に思わせるものだったはずだ。 (そんなぼくのせつめいをききながしていたようにみえたはっとりさんだったが、) そんな僕の説明を聞き流していたように見えた服部さんだったが、 (またぴたりとてをとめ、めがねのいちをなおしながらたんたんとしたくちょうでいった。) またピタリと手を止め、眼鏡の位置を直しながら淡々とした口調で言った。 (「めいたんていにむいているしごとなんて、なにひとつない」) 「名探偵に向いている仕事なんて、何一つない」
など
(「え」) 「え」 (それってどういういみですか、ときこうとしたとき、) それってどういう意味ですか、と訊こうとした時、 (「あったー」というこえがして、ふにゃふにゃになったいんすたんとりょくちゃの) 「あったー」という声がして、ふにゃふにゃになったインスタント緑茶の (ふくろをてにだいどころからししょうがかおをだした。) 袋を手に台所から師匠が顔を出した。 (「まにあった?まにあった?せーふ?」) 「間に合った?間に合った?セーフ?」 (ししょうがいりぐちのどあをみてそうくりかえす。) 師匠が入り口のドアを見てそう繰り返す。 (かいだんをのぼってくるあしおとがきこえる。) 階段を上ってくる足音が聞こえる。 (ししょうと、そしてそのおまけのぼくがよばれたいらい。) 師匠と、そしてそのオマケの僕が呼ばれた依頼。 (つまり、ふかかいで、ふつうのひとかんにはかいけつできないぶきみなできごとが、) つまり、不可解で、普通の人間には解決できない不気味な出来事が、 (これからどあをあけてやってくるのだ。) これからドアを開けてやってくるのだ。 (つぎのひ、つまりにちようび。ししょうとぼくはしないのとあるほいくえんにきていた。) 次の日、つまり日曜日。師匠と僕は市内のとある保育園に来ていた。 (こどものこえのしないきゅうじつのほいくえんはやけにしずかで、) 子どもの声のしない休日の保育園はやけに静かで、 (こんなところにはいっていいのだろうかとふあんなきもちになる。) こんなところに入っていいのだろうかと不安な気持ちになる。 (にかいだてのえんしゃのいっかい、そのなかほどにあるへやでぼくらはすわっていた。) 二階建ての園舎の一階、その中程にある部屋で僕らは座っていた。 (ゆかはたたみではなくふろーりんぐで、あけはなしたえんていがわのがらすどから) 床は畳ではなくフローリングで、開け放した園庭側のガラス戸から (あたたかなかぜとひかりがいりこんできている。) 暖かな風と光が入り込んできている。 (がらすどからはそのままがいへでられるようになっていて、) ガラス戸からはそのまま外へ出られるようになっていて、 (すぐまえにはげたばこがある。) すぐ前には下駄箱がある。 (よこながのえんしゃのいっかいのへやはぜんぶでいつつ。) 横長の園舎の一階の部屋は全部で五つ。 (もんをもぐるとすぐひだりてがわにえんしゃのげんかんがあり、そこをつきあたりまですすむと) 門を潜るとすぐ左手側に園舎の玄関があり、そこをつきあたりまで進むと (みぎてにまっすぐにろうかがのびていて、そのさらにむかってみぎてがわに) 右手に真っ直ぐに廊下が伸びていて、そのさらに向かって右手側に (じむしつ、よんさいじしつ、ごさいじしつ、そうこ、ちょうりしつ、というじゅんでへやがならんでいる。) 事務室、四歳児室、五歳児室、倉庫、調理室、という順で部屋が並んでいる。 (またげんかんのおくにはにかいへあがるかいだんがあり、げんかんのげたばこは) また玄関の奥には二階へ上がる階段があり、玄関の下駄箱は (そのにかいへあがるひとたちのためのものだった。) その二階へ上がる人たちのためのものだった。 (かいだんをあがるとまたろうかがまっすぐのびていて、みぎてがわにゆうぎしつ、) 階段を上るとまた廊下が真っ直ぐ伸びていて、右手側に遊戯室、 (0さいじしつ、いっさいじしつ、にさいじしつとならんでいる。) 0歳児室、一歳児室、二歳児室と並んでいる。 (ほいくえんのしきちはしかっけいで、おおよそえんていとえんしゃとではんはんにくぎられている。) 保育園の敷地は四角形で、おおよそ園庭と園舎とで半々に区切られている。 (もんのましょうめんはそのえんていがわで、わずかなゆうぐとすなば、) 門の真正面はその園庭側で、わずかな遊具と砂場、 (そしてそのおくにはかだんとちいさなのうえんがある。) そしてその奥には花壇と小さな農園がある。 (えんていがわのしゅういはせのたかいふぇんすでおおわれており、) 園庭側の周囲は背の高いフェンスで覆われており、 (そのふぇんすのうちがわはきがならべてうえられている。) そのフェンスの内側は木が並べて植えられている。 (のこりのはんぶんのえんしゃがわはふぇんすがとちゅうでざいしつへんこうされたようなかたちで) 残りの半分の園舎側はフェンスが途中で材質変更されたような形で (ぶろっくべいにきりかわり、それがぐるりとちょうどのうえんのてまえまで) ブロック塀に切り替わり、それがぐるりとちょうど農園の手前まで (しゅういをおおっている。) 周囲を覆っている。 (もんをとおりぬけてすぐひだりてにすすむと、えんしゃのげんかんとぶろっくべいのあいだにすきまがあり、) 門を通り抜けてすぐ左手に進むと、園舎の玄関とブロック塀の間に隙間があり、 (うらがわへすすむことができるが、とちゅうにものおきがあるくらいでえんしゃのまうらには) 裏側へ進むことが出来るが、途中に物置があるくらいで園舎の真裏には (ぶろっくべいとのあいだにほとんどすぺーすがなく、ちょうりしつのうらてのあたりで) ブロック塀との間にほとんどスペースがなく、調理室の裏手のあたりで (ふぇんすにはばまれゆきどまりとなっている。) フェンスに阻まれ行き止まりとなっている。 (そしてそのむこうはぷーるだ。) そしてその向こうはプールだ。 (ではいりはえんしゃのろうかがわからしかできないようになっている。) 出入りは園舎の廊下側からしか出来ないようになっている。 (しきちでいうとちょうりしつのとなりということになる。) 敷地で言うと調理室の隣ということになる。 (いじょうがこのほいくえんのがいようだ。) 以上がこの保育園の概要だ。
問題文を全て表示 一部のみ表示 誤字・脱字等の報告

蛍☆のタイピング

オススメの新着タイピング

タイピング練習講座 ローマ字入力表 アプリケーションの使い方 よくある質問

人気ランキング

注目キーワード