田山花袋「少女病」 7

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問題文
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(おとこはてくてくとあるいていく。)
男はてくてくと歩いて行く。
(でんぽをこすと、にけんはばのいしころみち、しばがき、かしがき、かなめがき、)
田畝を越すと、二間幅の石ころ道、柴垣、樫垣、要垣、
(そのたえまたえまにがらすしょうじ、かぶきもん、がすとうとじゅんじょよくならんでいて、)
その絶え間絶え間にガラス障子、冠木門、ガス燈と順序よく並んでいて、
(にわのまつにしもよけのなわのまだとられずについているのもみえる。)
庭の松に霜よけの縄のまだ取られずについているのも見える。
(いち、にちょういくとせんだがやどおりで、まいあさ、)
一、二丁行くと千駄谷通りで、毎朝、
(えんしゅうのへいたいがかけあしでとおっていくのにかいこうする。)
演習の兵隊が駆け足で通っていくのに邂逅する。