窓絵

(えのふれーむから)

絵のフレームから

(まいこむことり)

舞い込む小鳥

(きょうはつがいでしあわせかい)

今日はつがいで 幸せかい…

(ぼくがふれられるものといえば)

ぼくが触れられる　ものと言えば

(かたくてつめたいべっどぐらいさ)

固くて冷たい ベッドぐらいさ…

(あめもふるけど)

雨も降るけど

(ゆきもふるけど)

雪も降るけど

(こころのてんきにはれはない)

心の天気に晴れはない

(ねぇぼくはそらにちかいから)

ねぇ ぼくは空に近いから

(いまじゃなくてもみえるけれど)

今じゃなくても 見えるけれど

(ねぇぼくがそらにのぼるまで)

ねぇ ぼくが空に登るまで

(たいようのきみよそばにいて)

太陽の君よ そばにいて…

(つきひはむだにすぎてゆく)

月日は無駄に すぎてゆく

(ぼくとわけもなくすぎてゆく)

ぼくと訳もなく すぎてゆく…

(どこかいこうかと)

どこか行こうかと

(そういえたら)

そう言えたら

(きみのよろこぶかおだってみれるのに)

君の喜ぶ顔だって 見れるのに…

(このめにうつるもの)

この目に映るもの

(まどえのむこうは)

窓絵の向こうは

(どんなきぼうにあふれている)

どんな希望にあふれている?

(ねぇきみはそらをしらないの)

ねぇ 君は空を知らないの

(あめだまよりもあきないものだよ)

あめ玉よりも　あきないものだよ

(もしきみがそらをしりたいなら)

もし君が空を知りたいなら

(そうねぼくがいつか)

そうね ぼくが いつか

(てがみでもかいてあげる)

手紙でも書いてあげる

(あめもふるけど)

雨も降るけど

(ゆきもふるけど)

雪も降るけど

(こころのてんきにはれはない)

心の天気に晴れはない

(あぁぼくはそらへいきたいよ)

あぁ ぼくは 空へ行きたいよ

(すべてみわたすそらに)

すべて見わたす空に

(あぁぼくがうまれたこのちよ)

あぁ ぼくが 生まれたこの地よ

(わすれることなかれ)

忘れることなかれ

(ずっとずっと)

ずっと ずっと…

(ねぇぼくはそらにちかいから)

ねぇ ぼくは空に近いから

(いまじゃなくても)

今じゃなくても

(みえるけれど)

見えるけれど

(ねぇぼくがそらにのぼるまで)

ねぇ ぼくが空に登るまで

(たいようのきみよそばにいて)

太陽の君よ そばにいて…