イラク日報バグダッド日誌 7月2日
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問題文
(ばぐだっどにっし)
バグダッド日誌
(7がつ2にち)
7月2日
(ばぐだっどでのたのしみのひとつはしょくじであり、にほんやさまーわから)
バグダッドでの楽しみの一つは食事であり、日本やサマーワから
(おくっていただいたにほんしょくはわれわれのこころのささえになっている。)
送っていただいた日本食は我々の心の支えになっている。
(ところがさいきん、にほんしょくのすとっくがそこをつきさびしいおもいをしている。)
ところが最近、日本食のストックが底をつき寂しい思いをしている。
(かっぷらーめんをしょうひしつくし、さまーわからおくっていただいた)
カップラーメンを消費し尽くし、サマーワから送って頂いた
(かんづめなどもそこをつきはじめている。)
缶詰なども底をつき始めている。
(れんじであたためるだけでたべることのできるごはんは、あっというまになくなった。)
レンジで温めるだけで食べることのできるご飯は、あっという間になくなった。
(ところがしょうひしつくしたとおもったにもかかわらず、ごみぶくろに)
ところが消費しつくしたと思ったにも拘わらず、ゴミ袋に
(「しーふーど・ぬーどる」のかっぷがすててあったのをかくにんすると、)
「シーフード・ヌードル」のカップが捨ててあったのを確認すると、
(「だれかがすとっくしているな?」)
「誰かがストックしているな?」
(とことばではあらわせないびみょうなきんちょうかんがただよっている。)
と言葉では表せない微妙な緊張感が漂っている。
(このようなびみょうなきんちょうかんから「たくさんあったぜりーはどこいった?」)
このような微妙な緊張感から「たくさんあったゼリーはどこ行った?」
(「ぱっくせきはんはいっこもたべていない!」)
「パック赤飯は一個も食べていない!」
(「いかのかんづめはもうないの?」とうとうのこえもきこえてくる。)
「イカの缶詰はもうないの?」等々の声も聞こえてくる。
(せんじつそうめんを5にんでいっきに24にんまえをしょうひしたが、)
先日素麺を5人で一気に24人前を消費したが、
(あといっかいぶんはじゅうぶんにあるとおもわれたそうめんつゆがしぜんしょうめつ?してきて、)
あと一回分は十分にあると思われた素麺つゆが自然消滅?してきて、
(おもわず「そうめんつゆをかくせ!」としじをだしてしまうじぶんがなさけない。)
思わず「素麺つゆを隠せ!」と指示を出してしまう自分が情けない。
(にほんしょくなどをすべてはいきゅうせいにしてかんりするほどでもないし、)
日本食などをすべて配給制にして管理するほどでもないし、
(そこははんいんが5にんしかいないこともあってじゆうにたべている。)
そこは班員が5人しかいないこともあって自由に食べている。
(きのうは、のこりのそうめんつゆをしようして、ばぐだっどれんらくはんぜんいんで)
昨日は、残りの素麺つゆを使用して、バグダッド連絡班全員で
(はらいっぱいそうめんをあじわった。)
腹一杯素麺を味わった。
(こんかいも20にんまえをかるくこえるそうめんをいっきにたべ、はらいっぱいになり)
今回も20人前を軽く超える素麺を一気に食べ、腹一杯になり
(たべもののすとっくにたいするきんちょうかんもむさんしてしまった。)
食べ物のストックに対する緊張感も霧散してしまった。
(みんな、かなりたんじゅんである。)
皆、かなり単純である。
(たべものぐらいでわれわればぐだっどれんらくはんの「てつのだんけつ」にひびが)
食べ物ぐらいで我々バグダッド連絡班の「鉄の団結」にヒビが
(はいることはないが、「たべもののうらみ(しゅうちゃく?)はおそろしい。」ことも)
入ることはないが、「食べ物の恨み(執着?)は恐ろしい。」ことも
(じじつである。)
事実である。