REAL 大江千里

(さいごにきみをみうしなったのは)

最後に君を見失ったのは

(ほこりがしみるしゃどうのすみ)

ほこりがしみる車道のすみ

(こげつきそうなあついひとみと)

焦げつきそうな熱い瞳と

(なげるようなきみをはげしくにくんだ)

なげるような君を激しく憎んだ

(あうたびにどちらかをつらく)

逢うたびにどちらかをつらく

(きずつけるぜいたくすぎたあのころに)

傷つける ぜいたくすぎたあの頃に

(りあるにいきてるか)

リアルに生きてるか

(すべてをあいせずに)

全てを愛せずに

(ふるえそうなりょうてを)

ふるえそうな両手を

(せつなくにぎりしめて)

せつなくにぎりしめて

(よくにたせなかみつけるたびに)

よく似た背中みつけるたびに

(いまでもすこしむねがいたむよ)

今でも少し胸が痛むよ

(こうしていつかしらないひとに)

こうしていつか知らない人に

(かわるきみをきっとゆるしてしまうよ)

変わる君をきっと許してしまうよ

(りあるにいきてるか)

リアルに生きてるか

(すべてをあいせずに)

全てを愛せずに

(ひとのなみにけされて)

人の波に消されて

(ないたりしていないか)

泣いたりしていないか

(あいだけじゃいきていけないよ)

愛だけじゃ生きていけないよ

(だけどあいなしじゃかなしすぎるから)

だけど愛なしじゃ悲しすぎるから

(りあるにいきてるか)

リアルに生きてるか

(だれにもじゃまされず)

誰にも邪魔されず

(にくむすべてをけせなくて)

憎む全てを消せなくて

(ないたりしていないか)

泣いたりしていないか

(りあるにいきてるか)

リアルに生きてるか

(はげしくいきてるか)

激しく生きてるか

(だれかのむねにもたれて)

誰かの胸にもたれて

(おもいをもやしてるか)

想いを燃やしてるか

(りあるにいきてるか)

リアルに生きてるか

(だれにもじゃまされず)

誰にも邪魔されず

(にくむすべてをけせなくて)

憎む全てを消せなくて

(ないたりしていないか)

泣いたりしていないか

(りあるにいきてるか)

リアルに生きてるか

(はげしくいきてるか)

激しく生きてるか

(だれかのむねにもたれて)

誰かの胸にもたれて

(おもいをもやしてるか．．．)

想いを燃やしてるか...