三人のなまけ者

(リクエストユーザー:邪王真眼)
【2019/03/05】 次の問題を表示するようにしました。
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | novo | 4966 | B | 5.1 | 97.0% | 239.8 | 1229 | 38 | 27 | 2025/01/30 |
関連タイピング
-
カレコレ好きは見てください。(ネタバレします)
プレイ回数2162短文1打 -
懐かしい〜最近のやつまであると思います(多分)
プレイ回数286かな60秒 -
神奈川県の民話「金太郎」のタイピングです
プレイ回数4.2万長文1291打 -
イソップ童話「カラスと水差し」のタイピングです
プレイ回数2.9万長文799打 -
ゆず ストーリー
プレイ回数71歌詞922打 -
旅する少女が辿り着いた街で…
プレイ回数1.4万長文1125打 -
2回目です。
プレイ回数84長文1300打 -
ぼくも恋愛ストーリー作ってみました
プレイ回数969772打
問題文
(むかしむかし、あるおうさまに、さんにんのおうじがいました。)
むかしむかし、ある王さまに、三人の王子がいました。
(おうさまはさんにんともおなじようにかわいがっていたので、)
王さまは三人とも同じようにかわいがっていたので、
(じぶんがしんだあとはどのおうじをおうさまにしたものかとなやみました。)
自分が死んだあとはどの王子を王さまにしたものかとなやみました。
(そしていよいよ、おうさまはしぬというときになって、)
そしていよいよ、王さまは死ぬという時になって、
(さんにんのおうじをまくらもとによびよせるとこういいました。)
三人の王子をまくら元に呼び寄せるとこう言いました。
(「こどもたちや、わしはおまえたちのなかでいちばんのなまけものを、)
「子どもたちや、わしはお前たちの中で一番のなまけ者を、
(わしのしんだあとのおうさまにしようとおもうのだが」)
わしの死んだあとの王さまにしようと思うのだが」
(すると、いちばんとしうえのおうじがいいました。)
すると、一番年上の王子が言いました。
(「おとうさま、それならばこのくにはわたしのものでございますよ。)
「お父さま、それならばこの国はわたしの物でございますよ。
(なにしろわたしときたら、これからねようとよこになっても)
なにしろわたしときたら、これからねようと横になっても
(めをとじるのがじゃまくさくて、そのままねむらないでいるのですから」)
目を閉じるのがじゃまくさくて、そのままねむらないでいるのですから」
(それをきいた、にばんめのおうじはいいました。)
それを聞いた、二番目の王子は言いました。
(「おとうさま、このくにはわたしのものでございますよ。)
「お父さま、この国はわたしのものでございますよ。
(なにしろわたしはひのそばにすわってあたっているときに、)
なにしろわたしは火のそばにすわってあたっている時に、
(いくらひがあつくてもあしをひっこめるのがじゃまくさくて、)
いくら火が熱くても足を引っ込めるのがじゃまくさくて、
(あしにやけどをしたくらいですからね」)
足にやけどをしたくらいですからね」
(それをきいた、さんばんめのおうじがいいました。)
それを聞いた、三番目の王子が言いました。
(「おとうさま、このくにはぼくのものですよ。)
「お父さま、この国はぼくの物ですよ。
(なにしろぼくは、これからくびつりにされるとして、)
なにしろぼくは、これから首つりにされるとして、
(もしだれかがよくきれるないふをもたせてくれて、)
もし誰かがよく切れるナイフを持たせてくれて、
(「これでなわをきるがいい」といったとしても、)
『これでなわを切るがいい』と言ったとしても、
(ぼくはてをもちあげてなわをきるくらいなら、)
ぼくは手を持ち上げてなわを切るくらいなら、
(だまってくびをしめてもらうほうがいいんですからね」)
だまって首をしめてもらう方がいいんですからね」
(おうさまはこれをきくと、)
王さまはこれを聞くと、
(「さんばんめのおうじよ、おまえがいちばんのなまけものだ。じゃあ、おうさまにしてやろう」)
「三番目の王子よ、お前が一番のなまけ者だ。じゃあ、王さまにしてやろう」
(と、いったそうです。)
と、言ったそうです。
(さんにんのおうじのだれがおうさまになっても、このくにはながくないでしょうね。)
三人の王子の誰が王さまになっても、この国は長くないでしょうね。