スピード検定8-1
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | newton | 5497 | B++ | 5.7 | 95.3% | 358.5 | 2072 | 101 | 35 | 2024/10/29 |
2 | 茶々 | 5239 | B+ | 5.5 | 94.0% | 379.8 | 2125 | 135 | 35 | 2024/10/23 |
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問題文
(ちりめんということばをしっていますか。)
ちりめんという言葉を知っていますか。
(これはきぬおりもののいっしゅで、たていとはほとんどよりのないいとをしようし、)
これは絹織物の一種で、縦糸はほとんどよりのない糸を使用し、
(ぎゃくによこいとにはつよいよりをかけたものをもちいてこうごにおりこんできじにします。)
逆に横糸には強いよりをかけたものを用いて交互に織り込んで生地にします。
(そのご、ふじゅんぶつをとりのぞくこうていをへることでもどろうとするちからがはたらき、)
その後、不純物を取り除く工程を経ることで戻ろうとする力が働き、
(ぬのがぎゅっとちいさくなるため、ひょうめんにでこぼこができるのです。)
布がギュッと小さくなるため、表面にデコボコができるのです。
(ごふくやふろしきなどにつかわれているきじで、さんちはきょうとやしががゆうめいです。)
呉服や風呂敷などに使われている生地で、産地は京都や滋賀が有名です。
(これでにんぎょうやあくせさりーなどにしたしなのことをちりめんざいくとよびます。)
これで人形やアクセサリーなどにした品のことをちりめん細工と呼びます。
(まず、これをつくるときの、ぬののえらびかたについてまなんでみましょう。)
まず、これを作るときの、布の選び方について学んでみましょう。
(がらがおおきいものとちいさなもようがぜんたいにちりばめられたものとりょうほうよういします。)
柄が大きいものと小さな模様が全体にちりばめられたものと両方用意します。
(しょしんしゃにとっては、こうしゃのほうがあつかいやすいといえます。)
初心者にとっては、後者の方が扱いやすいといえます。
(なぜなら、どのばしょをきってもだいたいおなじいんしょうのきじとなるからです。)
なぜなら、どの場所を切っても大体同じ印象の生地となるからです。
(いっぽうでぜんしゃについては、かっとのしかたによって、)
一方で前者については、カットの仕方によって、
(みためがまったくことなったようになるので、おもしろみがあるといいます。)
見た目が全く異なったようになるので、面白みがあるといいます。
(なれてきたら、どちらもうまくとりいれてでざいんできるようになるでしょう。)
慣れてきたら、どちらもうまく取り入れてデザインできるようになるでしょう。
(このほかにも、ふくらみをもたせたいときにつめるためのしゅげいようのこっとんや)
この他にも、膨らみを持たせたいときに詰めるための手芸用のコットンや
(にんぎょうのかおをえがくためのしろいきじなどもひつようになります。)
人形の顔を描くための白い生地なども必要になります。
(はるのちりめんさいくのしゅやくといえば、おひなさまではないでしょうか。)
春のちりめん細工の主役といえば、お雛様ではないでしょうか。
(うつくしいきものであいらしいすがたをかたどります。)
美しい着物で愛らしい姿をかたどります。
(5がつのせっくでは、こいのぼりやかぶと、)
5月の節句では、こいのぼりや兜、
(7がつになるとたなばたでおりひめとひこぼしがならぶすがたをきせつにあったきじでしあげます。)
7月になると七夕で織姫と彦星が並ぶ姿を季節に合った生地で仕上げます。
(あきはおはなみのしーずんです。)
秋はお花見のシーズンです。
(よるのそらにうかぶすがたをすすきやだんごなどといっしょにあしらってみたいものです。)
夜の空に浮かぶ姿をススキや団子などと一緒にあしらってみたいものです。
(また、みのりがたのしみなじきでもあり、どんぐりやくりなど、)
また、実りが楽しみな時期でもあり、ドングリやクリなど、
(かたどるのにさいてきなかわいらしいかたちをしたものがたくさんあります。)
かたどるのに最適な可愛らしい形をしたものがたくさんあります。
(そして、ちりめんざいくをたのしむひとにとって)
そして、ちりめん細工を楽しむ人にとって
(もっともはれやかなきもちになるのは、おしょうがつでしょう。)
最も晴れやかな気持ちになるのは、お正月でしょう。
(かがみもち、おせちりょうりにはごいたかざりなど、たさいなてーまがおおいのでこころがおどります。)
鏡餅、おせち料理に羽子板飾りなど、多彩なテーマが多いので心が躍ります。
(このこうげいは、えどじだいのこうはんに、)
この工芸は、江戸時代の後半に、
(しゅみのひとつとしてはじめられたものがうけつがれて、いまにいたるといわれています。)
趣味の一つとして始められたものが受け継がれて、今に至るといわれています。
(ちりめんのちいさなのこりぬのをぬいあわせてつくったことがるーつのようです。)
ちりめんの小さな残り布を縫い合わせて作ったことがルーツのようです。
(たんねんにおられたうつくしいいちまいのきものは、ははからこへ、)
丹念に織られた美しい一枚の着物は、母から子へ、
(こからまごへとたいせつにうけつがれていき、)
子から孫へと大切に受け継がれていき、
(きられなくなったあともこものへとすがたをかえてひきつがれていったのです。)
着られなくなった後も小物へと姿を変えて引き継がれていったのです。
(ものをたいせつにするこころをやしない、)
物を大切にする心を養い、
(てさきのきようさをみにつけられるきょうようのひとつとして、かんせいしていきました。)
手先の器用さを身に着けられる教養の一つとして、完成していきました。