森翼 青い夢

(きみのためがぼくのためとはじめてかんじるむしゃぶるい)

「君のため」が「僕のため」と　初めて感じる武者震い

(それはぼくのひかるいしにどとはもどらないじかん)

それは僕の光る意志　二度とは戻らない時間

(それにきづいたらいつでもぼくはやりなおせるんだよ)

それに気付いたらいつでも　僕はやり直せるんだよ

(ぼくのきげんとゆめのきげんが)

僕の期限と夢の機嫌が

(かさなるばしょまでとまるないけ)

重なる場所まで　止まるな　行け

(あおいあおいぼくらのゆめふりかえってるひまはない)

青い青い僕らの夢　振り返ってる暇は無い

(はしれはしれぼくのことばゆめをのせてはしれ)

走れ走れ僕の言葉　夢を乗せて走れ

(たからものはここにはないよまだおわっちゃいないから)

宝物はここには無いよ　まだ終わっちゃいないから

(あせとなみだはうらぎらないみえてきた)

汗と涙は裏切らない　見えてきた

(たしかにみおぼえがあったいちどてをとめられたゆめ)

確かに見覚えがあった　一度手を止められた夢

(それはぼくのものでした)

それは僕のものでした

(だれにもみせないなきがおもんがいふしゅつのきずあと)

誰にも見せない泣き顔　門外不出の傷跡

(それもぼくのものでした)

それも僕のものでした

(くらいやみにめがなれるように)

暗い闇に目が慣れるように

(すこしずつだけどさがしにいけ)

少しずつだけど　探しに行け

(ゆらぐゆらぐぼくのきもちひとりぼっちでないたよる)

揺らぐ揺らぐ僕の気持ち　一人ぼっちで泣いた夜

(いそげいそげまだまにあうようでをおおきくふっていけ)

急げ急げまだ間に合うよ　腕を大きく振って行け

(たからものにきづいたならまだおわってないとさけべ)

宝物に気付いたなら「まだ終わってない」と叫べ

(まてどきてくれないならばいまいくよ)

待てど来てくれないならば　今行くよ

(ぼくにはつばさなんてないよそんなことはきづいているよ)

僕には翼なんて無いよ　そんな事は気付いているよ

(わらわれてもゆびさされてもかまわないだけど)

笑われても指さされても構わない　だけど

(きみがなみだをながしそうならそれはもうぼくのでばんだよ)

君が涙を流しそうなら　それはもう僕の出番だよ

(いつだってどこだってとんでいくよ)

いつだって　どこだって　飛んで行くよ

(あおいあおいぼくらのゆめふりかえってるひまはない)

青い青い僕らの夢　振り返ってる暇は無い

(はしれはしれぼくのことばゆめをのせてはしれ)

走れ走れ僕の言葉　夢を乗せて走れ

(とどけとどけゆびをのばしてつかみとったものがたり)

届け届け指を伸ばして　掴み取った物語

(あせとなみだはうらぎらないみえてきた)

汗と涙は裏切らない　見えてきた