雑草より

(はれわたってようがあめがふってようが)

晴れ渡ってようが　雨が降ってようが

(かぜがふいてようがゆきがまってようが)

風が吹いてようが　雪が舞ってようが

(ここまでぼくらたどりついた)

ここまで僕ら辿り着いた

(なやんだっていいさたちどまるためだ)

悩んだっていいさ　立ち止まるためだ

(かんがえりゃいいさうごきだすためだ)

考えりゃいいさ　動き出すためだ

(おちついてけしきみさだめていこう)

落ち着いて景色　見定めて行こう

(いつでもそらはただそこにある)

いつでも空は　ただそこにある

(たまにはわすれてねころんでいちにちすごすのもいいけど)

たまには忘れて寝転んで　１日過ごすのもいいけど

(いきのびてみたいとないてるひとがそのみみもとにずばっといってくるぜ)

生き延びてみたいと泣いてる人が　その耳元にズバッと言ってくるぜ

(あとでじゃなくていまやっとけ)

「後でじゃなくて今やっとけ」

(あたりまえだよなまけずぎらいかつんだみらいぶかっこうなざっそうよ)

当たり前だよな　負けず嫌い　勝つんだ未来　不恰好な雑草よ

(ふんづけたってつばはかれたっていまにみてろってみあげよう)

踏んづけたって　ツバ吐かれたって　今に見てろって見上げよう

(まだまだこれからむねのつぼみさかせまたここであうときまでじゃあな)

まだまだこれから　胸の蕾み咲かせ　またここで会う時まで　じゃあな

(あせくさかろうがいきがきれようが)

汗臭かろうが　息が切れようが

(さびしくなろうがためいきつこうが)

寂しくなろうが　ため息つこうが

(どうにかぼくらめぐりあえた)

どうにか僕ら巡り合えた

(なやんだっていいさたしかめるためだ)

悩んだっていいさ　確かめるためだ

(かんがえりゃいいさすすむためだから)

考えりゃいいさ　進むためだから

(なにかだいじなものあるからきたんだろう)

何か大事な物あるから来たんだろう

(そりゃにんげんだからたびのとちゅうで)

そりゃ人間だから　旅の途中で

(どっからかあくまのささやきにかたむきそうになるけれど)

どっからか悪魔の囁きに　傾きそうになるけれど

(ゆめみてたひかりはあすもあるから)

夢見てた光は　明日もあるから

(そのえがいてるじぶんがいってくるぜふんばれこんなとこでまけれねぇ)

その描いてる自分が言ってくるぜ　「踏ん張れ　こんなとこで負けれねぇ」

(あたりまえだよなまけずぎらいかつんだみらいぶかっこうなざっそうよ)

当たり前だよな　負けず嫌い　勝つんだ未来　不恰好な雑草よ

(わらわれたってなんどでもたっていまにみてろってみあげよう)

笑われたって　何度でも立って　今に見てろって見上げよう

(まだまだこれからむねのつぼみさかせ)

まだまだこれから　胸の蕾み咲かせ

(またここであうときまでじゃあな)

またここで会う時まで　じゃあな

(からふるさもあまいみつもいまはなくても)

カラフルさも甘い密も　今はなくても

(いろとりどりのはなもやってきてきみだけのいろになってくはな)

色とりどりの花もやってきて　君だけの色になってく花

(きみのなまえのはなさかせ)

君の名前の花咲かせ

(あめかぜたえたらたはれかがやけざっそうよ)

雨風耐えたらた晴れ　輝け雑草よ

(なさけなくたってもがいていこうぜさいごにわらうのはぼくら)

情けなくたって　もがいていこうぜ　最後に笑うのは僕ら

(まだまだこれからもっともっとさかせ)

まだまだこれから　もっともっと咲かせ

(ここでまってるからそれまでじゃあな)

ここで待ってるから　それまでじゃあな

(ここにたってるからそれまでじゃあな)

ここに立ってるから　それまでじゃあな