或いはテトラの片隅で/ユリイ・カノン

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歌詞(問題文)
(ほのぐらいこうしゃのとうやをぬけだせばきみがまっていた)
仄暗い校舎の塔屋を抜け出せば君が待っていた
(さびたふぇんすからのぞむまち)
錆びたフェンスから望む街
(あまがさのさくろくがつのことだった)
雨傘の咲く六月の事だった
(あいまいなくもからこぼれたひがつくるかげはよりそって)
曖昧な雲から零れた陽が作る影は寄り添って
(「あのばしょへいこう」そういって)
「あの場所へ行こう」そう言って
(ぬれたほおをぬぐいてをひいてあるく)
濡れた頬を拭い 手を引いて歩く
(かなえられないやくそくだ)
叶えられない約束だ
(いきるたいおんをくれたゆびがほどけて)
生きる体温をくれた指が解けて
(かたちのないいたみにかわった)
形のない痛みに変わった
(しんぞうをおとしたこのよのどこか)
心臓を落としたこの世のどこか
(あるいはてとらのかたすみで)
或いはテトラの片隅で
(ふるぼけたびょうしゃのかいだんぺとりこーるただようゆうぐれ)
古ぼけた病舎の階段 ペトリコール漂う夕暮れ
(「あしたなんてこなくていいのに」)
「明日なんて来なくていいのに」
(しゃだんかんがおりてふたりをへだてた)
遮断桿が降りてふたりを隔てた
(そらをさえぎるこうかにそってかこをたどるあしおとひとつ)
空を遮る高架に沿って 過去を辿る足音ひとつ
(つきをおうこどもみたいにむちゅうでかけるきみはいないんだ)
月を追う子供みたいに 夢中で駆ける君はいないんだ
(すべてあかねにそまりおちていくびょうしゃで)
すべて茜に染まり落ちていく描写で
(かさをまわしてきみはわらった)
傘を回して君は笑った
(さいげつがこのひびをうばうなら)
歳月がこの日々を奪うなら
(おとなになんてなりたくないんだ)
大人になんてなりたくないんだ
(いつかおわるいのちのとちゅうで)
いつか終わる命の途中で
(みかんせいなうたにきみをつづった)
未完成な唄に君を綴った
(あいりすのさくきせつがめぐり)
アイリスの咲く季節が巡り
(しじゅうはちがつのあめがふる)
四十八月の雨が降る
(のぞまれないいのちだったきみにあうそのひまでは)
望まれない命だった 君に逢うその日までは
(いまふたりをつなぎとめるこのはなのなきがらをほうむる)
今ふたりを繋ぎとめる この花の亡骸を葬る