『輪るピングドラム』名言集

(みらいがしんじつになるときたいせつなものはえいえんに)

未来が、真実になる時。大切なものは永遠に。

(ちがうもうおわったのだということをかくにんしたかっただけ)

違う。もう終わったのだという事を確認したかっただけ。

(うしなったものはとりもどせないよたぶんえいきゅうに)

失ったものは取り戻せないよ。たぶん、永久に。

(わたしはうんめいをかえてみせる)

私は運命を変えてみせる

(これでわたしたちはおそろいきっとそうなるうんめいだったのよ)

これで私たちはお揃い。きっと、そうなる運命だったのよ。

(せいぞんせんりゃく)

生存戦略

(だからときをとめてしまおういまぼくがいちばんであるこのときを)

だから、時を止めてしまおう。今僕が一番であるこの時を。

(うんめいのかじつをいっしょにたべよう)

運命の果実を一緒に食べよう

(くやんでうらんでとりかえせるものなんてなにもないんだ)

悔やんで、恨んで、取り返せるものなんて何もないんだ。

(だからわたしのためにいてほしい)

だから私のためにいてほしい

(きすだけがかじつじゃないのかな)

キスだけが、果実じゃないのかな。

(かんがえてもみなよかぞくというなにしばられてくるしむこどもがどれだけいるか)

考えてもみなよ。家族という名に縛られて苦しむ子どもがどれだけいるか。

(こどもはただかぞくというりゆうでおやをあいしきょうだいをあいさなければならない)

子供はただ家族という理由で親を愛し、兄弟を愛さなければならない。

(だってばつはいちばんりふじんじゃないとね)

だって罰は一番理不尽じゃないとね

(ふぁびゅらすまっくす)

ファビュラスマックス！

(かぞくというのはいっしゅのげんそうのろいのようなものだとはおもわない)

家族というのは一種の幻想。呪いのようなものだとは思わない？

(きっとこれはうんめいをあきらめようとしたあたしへのばつなんだわ)

きっとこれは運命を諦めようとしたあたしへの罰なんだわ

(つまりりんごはあいによるしをみずからせんたくしたものへのごほうびでもあるんだよ)

つまり、林檎は愛による死を自ら選択した者へのご褒美でもあるんだよ。

(えらばれないことはしぬことなの)

選ばれないことは、死ぬことなの。

(ながすぎたんだなにもかも)

長すぎたんだ、何もかも。

(いきるってことはばつなんだね)

生きるってことは、罰なんだね。

(そうこんやあたしはあなたのはなよめになるの)

そう、今夜あたしはあなたの花嫁になるの。

(これがおれたちのうんめいなんだそれをうけいれないかぎりまえへすすめないんだ)

これが俺たちの運命なんだ。それを受け入れない限り、前へ進めないんだ。

(せいぞんせんりゃくしましょうか)

生存戦略、しましょうか。

(しびれるだろう)

シビレるだろう？