狂えない僕らは

(みずたまりにうつったでんきゅう)

水たまりに写った電球

(あおいろこぼれおちた)

青色こぼれ落ちた

(しろいけんばんのうえでおどっていたってさ)

白い鍵盤の上で踊っていたってさ

(くろいしょーとけーきほおばった)

黒いショートケーキ頬張った

(どれすをきたくらげがゆれた)

ドレスを着たクラゲが揺れた

(きみがどくいろになってしまうまえにおわらせよう)

君が毒色になってしまう前に終わらせよう

(しこうていしになったすとらいぷ)

思考停止になったストライプ

(むぎわらぼうしがとんだ)

麦わら帽子が飛んだ

(もうもくのしょうじょはすべてをしってた)

盲目の少女はすべてを知ってた

(にじんできえてったおもいでが)

滲んで消えてった思い出が

(いろあせただけだなんて)

色あせただけだなんて

(いわせないよいわないでよ)

言わせないよ 言わないでよ

(きみがもうどくしょうになっても)

君が猛毒症になっても

(とうぜんのかおであしたはきて)

当然の顔で明日は来て

(とおくひびくけんそうと)

遠く響く喧騒と

(まわってくみらい)

回ってく未来

(はやりのうたがみみをとおってく)

流行りの歌が耳を通ってく

(ひびくはいはっとのおとが)

響くハイハットの音が

(ぼくらのよるを)

僕らの夜を

(きょうみのないことやらないで)

興味のない事やらないで

(とけこんだじょうけいくらやみにばつ)

溶け込んだ情景 暗闇にバツ

(さびれたてつのどあきかがくもよう)

寂れた鉄のドア 幾何学模様

(うらぶれてきえためいていかん)

うらぶれて消えた酩酊感

(わすれてただけなんて)

忘れてただけなんて

(いわせないよいわないでよ)

言わせないよ 言わないでよ

(ぼくがまばたきしなくなっても)

僕が瞬きしなくなっても

(とうぜんのようにあしたはきて)

当然のように明日は来て

(そらにかすむぐんじょうと)

空に霞む群青と

(かわってくみらい)

変わってく未来

(かおのないにんぎょうがあるいてる)

顔の無い人形が歩いてる

(まちにらいめいがとどろいたらきっと)

街に雷鳴が轟いたらきっと

(とかいとよばれたそのまちは)

都会と呼ばれたその街は

(うそがまんえんしていた)

嘘が蔓延していた

(あたらしいかぜのありかを)

新しい風の在り処を

(だれもがさがしてた)

誰もが探してた

(まちかどでだれかがないてた)

街角で誰かが泣いてた

(はれためをとりだして)

腫れた目を取り出して

(ぽけっとんなかさぐった)

ポケットん中探った

(きみがもうどくしょうになっても)

君が猛毒症になっても

(とうぜんのようにあしたはきて)

当然のように明日は来て

(そらにひびくこのこえとおわってくみらい)

空に響くこの声と 終わってく未来

(はやりのうたがみみをとおってく)

流行りの歌が耳を通ってく

(ひびくはいはっとのおとが)

響くハイハットの音が

(ぼくらのよるを)

僕らの 夜を