ガリバー旅行記 2  小人国の旅

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投稿者投稿者ローズマリーいいね0お気に入り登録
プレイ回数10難易度(5.0) 4186打 長文
ガリバーは船に乗って遠くの不思議な国々を旅行します。
原作 スウィフト
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 berry 7319 7.5 97.6% 553.7 4154 101 71 2026/03/01

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問題文

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(こびとのへいたいたちは、わたしののどをずかずかとふんでかおのうえへよじのぼろうとします ) 小人の兵隊たちは、私の喉をずかずかと踏んで顔の上へよじ登ろうとします (こびととはいえ、ごじゅうにんもがいちどにのどをふみつけているのです。) 小人とはいえ、五十人もが一度に喉を踏みつけているのです。 (くるしくてわたしはおもわずもだえてしまいました。「う、ううう・・・」) 苦しくて私は思わずもだえてしまいました。「う、ううう・・・」 (するとそのはずみに、ひだりうでのなわがすこしゆるみました。) するとそのはずみに、左腕の縄が少し緩みました。 ((しめた!)ちからをこめてうごかしてみると、なわはぷつんぷつんときれました。) (しめた!)力をこめて動かしてみると、縄はぷつんぷつんと切れました。 (こうなったら、こびとたちをつかんでどかすことなどわけありません。) こうなったら、小人たちをつかんでどかすことなどわけありません。 (わたしはじゆうになったひだりてを、ふりあげました。) 私は自由になった左手を、振り上げました。 (そのとたん、 「とるごー、ふぉなっく!」) そのとたん、 「トルゴー、フォナック!」 (たいちょうがきみょうなことばをさけぶと、わたしのひだりてにちいさなやがあめのようにとんできて) 隊長が奇妙な言葉を叫ぶと、私の左手に小さな矢が雨のように飛んできて (つきささったのです。それはほそいはりでさされたような、するどいいたみでした。) 突き刺さったのです。それは細い針で刺されたような、するどい痛みでした。
(なわがとれたとはいえ、むすうのやがつきささったわたしのひだりては、) 縄が取れたとはいえ、無数の矢が突き刺さった私の左手は、 (もうこびとをつかまえることなどできなくなってしまいました。) もう小人を捕まえることなどできなくなってしまいました。 ((このままじっとして、しばらくようすをみたほうがよさそうだ)とじぶんに) (このままじっとして、しばらく様子をみたほうがよさそうだ)と自分に (いいきかせました。わたしのまわりにも、こびとたちはおおぜいいて) 言い聞かせました。私の周りにも、小人たちは大勢いて (なにやらいそがしげにはたらいているようすです。) 何やら忙し気に働いている様子です。 (わたしののどにいたへいたいたちは、やがてしたへおりると、じめんにしばりつけてあった) 私ののどにいた兵隊たちは、やがて下へおりると、地面に縛り付けてあった (わたしのかみのけをほどき、どういうわけか、わたしのあたまだけをじゆうにしました。) 私の髪の毛をほどき、どういうわけか、私の頭だけを自由にしました。 (あたまをあげてみると、わたしのそばには、なんのつもりかたかさ50せんちほどのあしだいが) 頭を上げてみると、私のそばには、なんのつもりか高さ50センチほどの足台が (くみたてられていました。) 組み立てられていました。 (やがてあしだいのてっぺんに、ひとりのじょうひんなみぶんのあるらしいおとこがのぼってきました) やがて足台のてっぺんに、ひとりの上品な身分のあるらしい男が登ってきました
など
(どうやら、このあしだいをつくったのも、わたしのあたまをうごかせるようにしたのも) どうやら、この足台を作ったのも、私の頭をうごかせるようにしたのも (わたしとはなしをするためだったようです。) 私と話をするためだったようです。 (このおとこは、しきりにわたしにはなしかけます。) この男は、しきりに私に話かけます。 (「おまえは、なにものだ。どこから、どうしてここへきた?」) 「お前は、何者だ。どこから、どうしてここへ来た?」 (きっとそうたずねているのにちがいありません。でも、こびとのことばは) きっとそう尋ねているのに違いありません。でも、小人の言葉は (まるでわたしにはわかりませんでした。) まるで私にはわかりませんでした。 (「わたしはがりばーといい、ふねがなんぱしてこのしまへおよぎついた。) 「私はガリバーといい、船が難破してこの島へ泳ぎ着いた。 (けっしてあやしいものではない」) けっして怪しい者ではない」 (わたしはやがつきささったままの、ひだりてだけのてぶりでそうつたえ、) 私は矢が突き刺さったままの、左手だけの手ぶりでそう伝え、 (なおもてぶりでたのみました。) なおも手ぶりで頼みました。 (「すまないが、のみものとたべものをくれないか」) 「すまないが、飲み物と食べ物をくれないか」 (すると、はなしがつうじたらしく、あしだいのうえにのったおとこは、したのこびとたちに) すると、話が通じたらしく、足台の上に乗った男は、下の小人たちに (なにやらさけぶと、こびとたちは、わたしのからだにはしごをかけてにてにたべものを) 何やら叫ぶと、小人たちは、私の体にはしごをかけ手に手に食べ物を (はこんできました。) 運んできました。 (まめつぶほどのちいさなにくやぱんが、つぎつぎわたしのくちになげこまれました。) 豆粒ほどの小さな肉やパンが、次々私の口に投げ込まれました。 (しかし、いくらはこんできても、わたしがみんなたべてしまうので) しかし、いくら運んできても、私がみんな食べてしまうので (こびとたちはあきれがおです。) 小人たちはあきれ顔です。 (かれらのからだよりもおおきな、たるいりのぶどうしゅを、ひとつ、ふたつ、みっつと) 彼らの体よりも大きな、樽入りの葡萄酒を、一つ、二つ、三つと (わたしがいっきにのみほしてしまうのに、こびとたちはおどろいていました。) 私がいっきに飲み干してしまうのに、小人たちは驚いていました。 (こうして、のどをうるおし、おなかがいっぱいになって、ほっとしたわたしは) こうして、のどをうるおし、おなかがいっぱいになって、ほっとした私は (そのとき、だれかが、あしのさきからわたしのからだにのぼってくるのにきがつきました。) その時、誰かが、足の先から私の体に登ってくるのに気がつきました。 (それは、ひげをはやしたみなりもりっぱなおとこで、わたしのかおのそばまでやってくると) それは、ひげを生やした身なりも立派な男で、私の顔のそばまでやってくると (おおごえでなにかいいました。もちろんわたしには、なんのことかわかりません。) 大声で何か言いました。もちろん私には、なんのことかわかりません。 (でも、それではみなさんへのおはなしがしにくくなるので、これからは、あとでしった) でも、それでは皆さんへのお話がしにくくなるので、これからは、あとで知った (このくにのことや、こびとのことばをつかってはなしをすすめます。) この国のことや、小人の言葉をつかって話をすすめます。 (わたしがまよいこんだこのこびとのくには、りりぱっとこくといい、ひげのおとこは) 私が迷い込んだこの小人の国は、リリパット国といい、ひげの男は (おうさまのつかいで、わたしにつぎのようなことをいいにきたのです。) 王様の使いで、私に次のようなことを言いに来たのです。 (「おうさまのめいれいで、これからおまえをみやこへはこぶことにする。) 「王様の命令で、これからおまえを都へ運ぶことにする。 (ただし、おまえのようなおおおとこがあばれると、われわれはいのちもあぶないのでなわをとくことは) ただし、お前のような大男が暴れると、我々は命も危ないので縄を解くことは (できない。たべものはあたえるから、おとなしくわれわれにしたがいなさい」) できない。食べ物は与えるから、おとなしく我々に従いなさい。 (わたしはこのとき、ひだりてでなわをひきちぎることも、しようとおもえばできましたが) 私はこのとき、左手で縄を引きちぎることも、しようと思えばできましたが (こびとたちは、わたしをころしたりするつもりはなさそうですし、) 小人たちは、私を殺したりするつもりはなさそうですし、 (だいいち、たべものやのみものをあたえてくれたあいてを、いためつけたりするほど) だいいち、食べ物や飲み物を与えてくれた相手を、いためつけたりするほど (わたしはらんぼうなにんげんではありません。) 私は乱暴な人間ではありません。 ((これからどうなるか、かれらのすることにまかせよう) ) (これからどうなるか、彼らのすることに任せよう) (わたしはそうかんがえて、そのきもちをおうさまのつかいに、またてぶりでつたえました。) 私はそう考えて、その気持ちを王様の使いに、また手振りで伝えました。 (わたしがおとなしいおおおとこだとわかって、あんしんしたのでしょう。) 私がおとなしい大男だとわかって、安心したのでしょう。 (こびとたちは、わたしのひだりてにささったままのむすうのやをぬきとり、) 小人たちは、私の左手に刺さったままの無数の矢を抜き取り、 (あぶらぐすりをぬってくれました。おかげでいたみはとおのき、かわりにわたしは) 油薬を塗ってくれました。おかげで痛みは遠のき、かわりに私は (たったいまのんだぶどうしゅがきいて、うとうととねむってしまったのでした。) たった今飲んだ葡萄酒がきいて、うとうとと眠ってしまったのでした。 (そのあいだ、こびとたちはなにをしたでしょう?) その間、小人たちはなにをしたでしょう? (かれらはわたしを、おおきなしゃだいにうつしました。このしゃだいとは、わかりやすくいえば) 彼らは私を、大きな車台に移しました。この車台とは、わかりやすく言えば (しゃりんつきのべっどです。わたしをしゃだいにうつすのは、こびとにとって) 車輪付きのベッドです。私を車台に移すのは、小人にとって (たいへんなしごとで、そのためにきゅうひゃくにんものおとこたちがはたらいたそうです。) 大変な仕事で、そのために九百人もの男たちが働いたそうです。 (かれらはまず、わたしのまわりに80ぽんものはしらをたて、わたしのからだじゅうにおなじかずのつなを) 彼らはまず、私の周りに80本もの柱を立て、私の体中に同じ数の綱を (かけました。そのつなを、はしらのさきにつけたかっしゃですべらせながら) かけました。その綱を、柱の先につけた滑車で滑らせながら (わたしをじめんからもちあげたのです。) 私を地面から持ち上げたのです。 (そして、ちゅうにうきあがったわたしのからだのしたに、すばやくしゃだいがもちこまれ) そして、宙に浮きあがった私の体の下に、すばやく車台が持ち込まれ (やっとのことで、わたしはしゃだいのうえにおろされたというわけです。) やっとのことで、私は車台の上におろされたという訳です。 (なにもしらず、いいきもちでねむりこけていたわたしが、ふとめをさましたとき) 何も知らず、いい気持で眠りこけていた私が、ふと目を覚ました時 (わたしののせられたしゃだいは、くらくなったよるのみちをみやこへとすすんでいました。) 私ののせられた車台は、暗くなった夜の道を都へと進んでいました。
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